昔からの義務教育に疑問を投げかける人がいますが、忍耐力を養成するという意味では、まんざらでもないかもしれません。昔ながらの義務教育は、とにかく宿題と予習と復習の詰込み型です。考える余裕を与える間もなく量をこなしていきます。しかも永遠という言葉があうくらい長時間。
そう、確実に忍耐力も強化されていると思います。そこでふと疑問に思ったのですが、学力の偏差値と忍耐力には相関性があるのでは?
早嶋聡史
3月26日発売!予約購買はこちらから!
昔からの義務教育に疑問を投げかける人がいますが、忍耐力を養成するという意味では、まんざらでもないかもしれません。昔ながらの義務教育は、とにかく宿題と予習と復習の詰込み型です。考える余裕を与える間もなく量をこなしていきます。しかも永遠という言葉があうくらい長時間。
そう、確実に忍耐力も強化されていると思います。そこでふと疑問に思ったのですが、学力の偏差値と忍耐力には相関性があるのでは?
早嶋聡史
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入園すると競争する相手はその幼稚園の園児です。幼稚園のステージから小学校に変わると、競争する相手はその学区の小学生になります。小学校の場合、私立では無い限り、地域の同年代が集まります。その環境の中で色々なものに順列が付きます。
中学校。こちらも私立で受験をしない限り、地理的な要因に左右されるでしょう。また、成長の度合いによって、体格が小さい子が急に大きくなったり、小さいままだったり。個人の体格によっての差があるでしょう。頭の差があったとしても、全く気にせず、挽回できるステージでしょう。
高校。地理的な要因に加えて、受験という壁をクリアしなければならないので、初めて自分と同程度の学力レベルの人たちの集まりの中にさらされる事になります。小学校や中学校と違って、何らかの基準でスクリーニングされているので、競争の環境が変わるでしょう。高校の3年間は、体格の差もほぼ無くなり、その人が大人として成長するので、体意外に頭や精神を鍛えていくステージでしょうか。
競争と言う点では、例えば学力では全国テストが当たり前になるので学内の競争と日本全国の同年代の競争に変わります。小中学校から比較すると大きな飛躍です。
大学。高校と同様に受験がありますが、今度は学年を超えた競争になります。また関門を突破すると、今度は同じ勉学に興味を持った人たちが集まるので高校よりもある意味、特殊な集団での競争となります。大学の4年間は、大学の競争と言うよりも、個人で単位を取り学習を進めていくので自分との競争が強くなるかもしれません。自分との競争に負けると留年したり、単位を落として卒業できなかったりします。大学では、当たり前に講義を受けていればテストはパスするからです。
その後、大学院に進む方は、もっとニッチな分野での競争になります。研究が盛んになれば、研究のフィールドは世界になります。
卒業後、社会に出るとどうでしょう?ここでも競争のフィールドは人がります。会社の同期は、同じ学力レベルや専門性を持った人に加え、全く違ったバックグラウンドを持った人も集まります。入社して3年程度は同期同士が競争の相手ですが、出世という点ではその企業に勤めている人全てが競争の相手です。そして視点を外に向けると、同業他社自体が競争の相手であり、国内外の企業も知らず知らず競争相手になっています。
競争の世界では2:8の法則があります。競争相手を拡張しても縮小してもあてはまります。面白いものです。幼稚園での競争も、小学校の競争も、中学校の競争も、高校も大学も会社でも、そして世の中でも。
集団が出来れば、必ずそこに得て不得手があり、偶然が必然かは別として、必ず出来る人と出来ない人が出てきます。世の中でうまく生きていくには、自分が活躍したい場所で、競争する相手よりちょっとだけ出来る事を見つける事が出来たら、それで少しだけ秀でる事ができるのではないでしょうか?
社会は、義務教育や高校、大学と違って、競争の軸を自分でみつける事ができます。もし、今の競争の軸では偶々劣っていたとしても、その軸をずらす事によって、自分の相対的な力を強める事もできるかもしれません。
早嶋聡史
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第7回九千部山トレイルランニング大会の開会式の様子です。かなり緩やかな開会式でリラックスできました。
スタートの様子です。毎回、この瞬間はワクワクしますね。やはりゆるい感じでスタートしました。
登山口に差し掛かるところでやや渋滞でした。
昨日の雨で、ところどころ小川が出来ていました。
頂上付近の電波塔。若干見にくいですが、ちらっと移っています。
花粉症なのでしょうか?走っているとき、鼻水が止まりませんでした。後半分ーって叫びながら走っていました。
トレイルランニングの代込みでもある下りが今回は長く設定されていました。足も疲れていなかったので、快調にかけ下る事が出来ました。
ゴール。無事に、約1時間30分かけて15km程度を走り抜けました。
3月21日の日曜日、今年初めてのトレイルランニングのレースでした。第7回2010九千部山トレイルランニング大会、およそ15kmのコースです。
地元のアウトドアショップの方々が毎年主催している草レースです。とはいえ、スポンサーには、パタゴニア、ノースフェイスなどビッグネームが連なり、総勢60人程度の参加者でしたが大いに盛り上がりました。
毎年、この季節は天候が不安定なので過去6回は土砂降りの中の開催という事でしたが、今回は天気にも恵まれ、絶好のトレイルランニング日和でした。
スタート地点はグリーンピア那珂川キャンプ場。スタート直後、一気に九千部山のテレビ等まで駆け上ります。そのご、九州自然遊歩道を尾根沿いにしばらく走り、途中で折り返した後、グリーンピア那珂川の入り口付近まで一気に下るコースです。初めの登りはややアップ不足で呼吸が乱れましたが、その後は安定して走る事ができ、存分に自然を楽しむ事が出来ました。
ゴール後、スタッフの方々が春雨スープを作って待っていてくれました。エネルギー補給にちょうど良い食事でした。大会関係者、スタッフの方々、ありがとうございました!また、参加された他の選手の方々とその家族の方、お疲れさまでした。
早嶋聡史
偶然。
ウィキペディアによれば、偶然は、必然性の欠如を意味し、事前には予期しえないあるいは起こらないこともありえた出来事のことである。とあります。
偶然とはたまたまそうなる事ですが、そのたまたまにも2種類あると思います。1つは、たまたまに見えるたまたまです。もう1つが本当のたまたまです。
たまたまに見えるたまたまの例です。初めて行ったカフェで人と出会う。その人は以前どこかでお会いしていて、久しぶりに再会する。
これも偶然ですが、もし両方の人の当日の予定やその人たちの行動パターンなど、全ての情報を知り得ていたとしたら、2人がどこで会うのかを予測できるでしょう。このような能力があれば、たまたまを装って、たまたま会う事を作る事が出来るでしょう。
つまり、本当はたまたまでは無いことですが、人によってたまたまに見えるたまたまです。この偶然は、本当は必然なのに、多くの人はそのような緻密な計算をしない、或いはできないので、偶然と見えるのです。
本当のたまたまです。全ての情報を知り得たとしても、全ての計算が出来たとしても予測もコントロールもできない事象です。
見せかけの偶然も本当の偶然も、人によっては予測もコントロールもできないといった点では同じですが。
早嶋聡史
3月26日発売!予約購買はこちらから!
技術をとことん追求する事。技術者にとって当たり前の道だと思います。早嶋も昔は研究職の身、マニアックなネットワークの研究に没頭していました。当時、研究している内容のビジネスの着地点はおろか、それがどのような商品に役に立つのか?なども余り意識していなかったと思います。
一方、技術から離れてマーケティングの世界に身を置いたとき、お客様って案外技術の差って分からないかも知れない!と感じました。
例えば、ワインのソムリエは2万円のワインと2000円のワインの違いを当てる事が出来るでしょう。しかし、素人にその違いが分かるでしょうか?
例えば、音響のエンジニアは、20万円のスピーカーと100万円のスピーカーの音の違いを当てる事が出来るでしょう。しかし、素人にその違いが分かるでしょうか?
例えば、美容師さんは、カット技術の違いが分かるでしょうが素人にその違いが分かるでしょうか?
業界は違えども、技術者は自身の技術を追求します。しかし、ある一定レベルの技術水準を超えたところで多くのお客様はその違いが分からなくなると思います。プロは技術の違いをPRし、その分高い製品やサービスを提供するでしょう。しかし素人であるお客様は、その違いを理解しないまま、あるいはそのスペックを活用できないまま、高い値段を払っているかもしれません。
極端な例は、携帯電話やパソコンです。テレビやハードディスクレコーダーなどの家電もそうかもしれません。全ての機能をパーフェクトに使える人を見た事ありますか?殆ど、必要のないスペックにお金を払っているのではないでしょうか?極端に言いすぎていますが。
上記は、技術やスペックなど、機能にフォーカスした場合です。
一方、このような経験は無いでしょうか?あの商品は技術はおとっているのにお客様が沢山集まっている。一体何なんだろう?と。早嶋も横河のマーケ―として仕事をしている時、コンペジターの商品をそのように感じた事がありました。しかし、良く考えると、お客様にとって技術の違いは分からない。つまり同等レベル。それだと技術以外のものに魅力を感じているのでは?と。その違いを追求して提供する事も重要なんだ!と。
まさにブランドであったり、その起業の文化であったり。お客様の感性に訴える部分にお客様はお金を払っているのです。
成熟して行く世の中、この傾向は強くなるでしょう。まだ市場が成長していたり、発展している段階では新しい技術の違いが明確になるでしょうが、やがて成熟して競争が激しくなるとどの企業も競合がクリアしている技術水準を持つようになります。つまり、機能の差がお客様目線から無くなるのです。これはコモディティーとなる事を意味します。
一方で、コモディティーにならずに、常にスペシャルなモノも存在します。上記の機能競争にフォーカスしないで感性にフォーカスした企業や製品・サービスです。
モノに満たされると結局人間は何が欲しくなるのか?それはインターナルな欲求です。それは目に見えません。そしてその目に見えない感性を刺激する概念こそ、人がお金を払っている対象なのでしょう。
早嶋聡史
ビズ・ナビ&カンパニーでご支援させて頂いている社会企業家がいます。単身カンボジアにわたり、カンボジアで雇用を生むためにビジネスを起こしています。クルクメールという会社です。こちらではカンボジアの畑で育ったハーブを使ったバスソルトやバスティーの企画・製造・販売を行っています。
ホワイトデーのお返しに何を贈ろう?と決めかねている人がいたら是非、こちらのサイトを覗いて見て下さい。
早嶋です。
りそな銀行ビジネススクール、データ分析力編、お疲れさまでした。
当日の内容に関する質問やご意見は、こちらにコメント下さい。
昨日からの2日間、三菱電機様で戦略&マーケティングセミナーでした。2日間かけて、ある企業の戦略とマーケティングのシナリオを作成しながら戦略立案の流れやマーケティングの概念を議論ベースで学んでいきました。
2日間のセミナーの中で何か質問等がありましたら、こちらにコメント下さい。
早嶋聡史
以前も何度かブログで紹介した友人の岩本さんからです。
海士町では、「島まるごと図書館」という構想をつくり高校を含めた地域全体での読書活動を推進しています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/reading/19gaiyo.htm#reading_09
興味があるかた、賛同できる方、早嶋まで書籍をお贈り下さい。まとめて岩本さんにお届けします。
–以下、かれからのメッセージです—–
「読んでもらいたい本を贈る」もしくは「相手に必要であろう本を贈る」という想いでいただければ非常に助かります。例えば、「中高生に読んでもらいたい志を育む本」などといった形です。
ご参考まで、以下に海士町と島前高校の概要について載せておきます。
すみませんが、どうぞよろしくお願いします。
岩本悠
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海士町(あまちょう)とは?
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島根県の北60キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島の中の一つの島(町)。後鳥羽上皇が流された地としても有名で、
神楽や民謡、俳句などの歴史文化を誇る一方、島すべてが国立公園に指定されるほどの自然豊かな島。
近年は人口流出と財政破綻の危機の中、独自の行政改革や産業創出、人づくり、教育施策を推進。
(地域づくり総務大臣表彰の大賞第一号を受賞)
人口約2400人の島に、この5年間で200人ほどが移住し、全国の自治体や研究機関、海外からも視察が来るようになっている。また、文部科学省の「子ども読書の街」の指定を受け「島まるごと図書館構想」を進めている。
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隠岐島前高校(おきどうぜんこうこう)とは?
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海士町にある唯一無二の高校(県立)。全校生徒90名程度という手厚い指導が可能な人数で、著名講師や大学研究者を招いた特別プログラムや、海外研修旅行、フランスやロシアとの国際交流なども積極的に行っています。(レスリング部は全国屈指です)
最近は、島前地域と島前高校と島根県が連携して全国から人が集まる特色ある学校づくりが始まり、今年度は地域観光プランコンテスト「観光甲子園」で日本一(文部科学大臣賞)を獲得した他、魅力と特色ある教育実践校として表彰も受けています。
学力と社会人基礎力を育む公営塾を創設した他、全国から生徒の募集を開始。今後は島の豊富な地域資源を活用した
持続可能な地域社会をつくる志と起業家精神のあるリーダーを育てるコースも開設します。