早嶋です。
最近、コンビニで黒い綿棒を見かけました。そこで考えたのですが、元来白であった商品が黒になって新登場、という商品が増えていますね。
まず、話題になっている黒いトイレットペーパー。機体から内装まで真っ黒のスターフライヤーが期間限定で導入しています。こちらのトイレットペーパーは、ヨーロッパのリーディングカンパニーであるポルトガルのRenova社製、同社は、ヨーロッパの紙製品のトップブランドです。
中でも、このトイレットペーパーは、ヨーロッパやアメリカの最先端クラブやデザイナーズレストラン、高級ホテルなどで実際に使用されていて、英国の高級デパートHarrodsのコンビニでも販売されているそうです。
それ以外にも、歯ブラシ、まな板、石鹸・・・。周りを見渡すと以前は白だったのに黒い生活用品や雑貨が増えています。
元来、白もの家電に代表される生活用品は白が主流でした。これは、清潔感を第一にイメージさせる意図があったのでしょう。一方、最近の黒は高級感や機能性を感じさせます。また、男性的な印象も与えられます。
こう考えると、昔の白は主に女性ユーザーにターゲットを絞っていたが、最近は男性ユーザーまでを視野に入れている。と勝手に想像することも出来ますね。それ以上に、白でなければいけないという固定概念を崩して楽しんでいる感じでしょうか?
その他に思いつくもので、黒ウーロン茶、黒酢、黒ニンニク。Googleの検索画面の背景を黒にして、モニタの消費電力を減らしてエコを考えるというユニークな発想を楽しんでいる人たちもいます。最近、お世話になる黒パッケージのコカ・コーラ。こちらは、カロリーゼロのペプシに対抗して追随したのでしょうか。
ざっと考えただけでも黒があふれていますね。
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2007年7月 のアーカイブ
白と黒の関係
APO
早嶋です。
本日、クライアント先に移動している時に急に雨が降り出したので、急遽、コンビにで傘を購入。何気なく、利用しているビニール傘の柄のAPOの文字、誰しも見た文字だと思います。
このAPO、ビニール傘のブランドだと思っている方が殆どだと思いますが、実はビニール部材の素材示す記号です。APOはポリオレフィン系樹脂。同様に、傘の柄にはEVAの文字が入っているのも見かけます。こちらも素材を示し、エチレンビニールアセテートです。APOもEVAも燃やしたとき塩化水素などの有毒ガスを発生しない素材です。
ビニール傘を買っておきながら、ビニール傘が環境に与える問題をふと考えて見ました。通りを歩きながら、周りを見渡して見るとビニール傘を差している人は3~4割程度。割りと多くの方が利用しています。
ネットで調べて見ると、日本における傘の消費量は年間で約1億2000万本~1億3000万本(日本洋傘新興協議会推定)。また、20歳以上の男女が平均4.8本の傘を保有しているという統計データ(アサヒビールお客様文化研究所、05年調査)もありました。
ビニール傘を何気なく使うことは、環境に悪影響を与えていると感じました。以前は、自分の傘を長年愛用していましたが、コンビニか何処かで間違われたか、取られたことがあり、それ以後は、気にしないで使えるビニール傘を利用する機会が増えたと感じます。
考えて見ると、普段の服装には気を使うのに、傘までこだわるということは、殆ど考えたことがありません。この機会に、自分が大切に使える傘を捜そうと思いました。そんなタイミングで、アンブレラマスターを思い出しました。アンブレラマスターとは、国内の傘製造メーカー約50企業が加盟する日本洋傘新興協議会が創設した認定制度です。資格取得者は、百貨店や量販店、傘の専門店で販売する方々や流通を担当する方々です。
アンブレラマスター登場の背景には、次のような流れがあったのでしょう。
1)高級品を含めた傘の生産拠点が中国に移すメーカーが相次いだ
2)ビニール傘に代表される安価な輸入品に後押しされ傘の価格競争が始まる
3)老舗が多い協議会のメンバーは廃業を余儀なくされる
そのために、国内メーカーの巻き返しを図る目的で、ファッション性や機能性を重視した開発を行い活路を見出す企業が出てきた。が、傘売り場を見ても分かるように、数社の製品がまとめて置かれた状態が殆どなので、アンブレラマスターを活用して、商品の良さを消費者に伝えたかった。
何でもそうですが、専門家の意見には耳を傾けたくなるものです。近くの百貨店に行ってアンブレラマスターを探して見ようと思います。
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ジャガーとランドローバー
早嶋です。
ジャガーとランドローバーの入札が始まりました。って、車ではなく、入札されているのは会社そのものです。米国フォード・モーターは参加の高級車ブランドのジャガーとランドローバーの入札を19日に開始しました(nikkei.net参照)。
入札には、投資ファンドと自動車メーカーの計6社が参加すると伝えられています。英国フィナンシャル・タイムズによると、フォードは2週間程度で入札企業を2社に絞りこむ計画です。
これに関して、インドの自動車大手タタ・モーターズが、ジャガーとランドローバーを買収する動きを見せています。更に、インドの大手商用車メーカーである、マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)もジャガーとランドローバーの買収を検討しています。M&Mの本命はランドローバーですが、フォードが2つのブランドを抱き合わせで入札しているため、両方を買収する選択を取っているのです。
他に浮上している入札企業は、サーベラス・キャピタル・マネジメント、リップルウッド・ホールディングス、ワン・エクイティの投資ファンド3社と韓国の現代自動車です。日本勢も日産・ルノー連合が声を上げていましたが、こちらは断念したようです。
6社のうち、2社がインド企業、ただ、2社とも正式なコメントを差し控えているようなので、正確なところは蓋を開けるまで分かりません。
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タリーズコーヒー
早嶋です。
本日は、ビザインの打合せをタリーズコーヒーで行いました。
タリーズコーヒージャパンの社長兼創業者の松田氏は、父の仕事の関係で幼少の頃より高校生までを、西アフリカのセネガルや米国・ボストンで過ごしていました。松田氏は海外生活では現地の文化になじみ、言葉を覚え友人も多かったといいます。ただ、食文化のみに違和感を感じ、セネガルやボストンでは、周囲の友人に日本の素晴らしい食文化を理解されず、友人から「生魚を食べる変なやつ」と冗談でからかわれていたそうです。この頃の経験から漠として、「彼らに日本の食文化を伝えたい」と寿司チェーンの起業を意識していたそうです。
やがて、松田氏の思いは、文化の違いのベースは食にある、という事で海外での様々な体験を活かし、食を通じた文化の架け橋となることを自身の使命と感じるようになったようです。
友人の結婚式で久々に訪れたボストンで、当時流行し始めたスペシャリティーコーヒーと出会い、その美味しさにとりこになったとか。そして、この文化を日本に伝える使命感から、彼が一番美味しいと感じたタリーズと日本出店の交渉を始めたのです。
そのタリーズで本日、オーダーしたのがアイスコーヒーにアイスクリームをトッピングしたものです。タリーズでアイスクリームを単品で購入するとカップで320円です。しかし、ドリンクのトッピングは100円で可能です。アイスコーヒーの一番小さいメニューのショートサイズは290円なので、アイスをトッピングしても390円です。ついつい、アイスクリーム単体で頼み320円支払うよりも、390円支払ってアイスクリームをトッピングした方がバリューを感じます。
一般的にアイスクリームの製造原価は35%~38%ですので、100円のトッピング・アイスクリームは原価割れギリギリで提供していると想像できます。このように考えても、100円追加のトッピング、やはりとても得した気分になります。
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EBM
早嶋です。
医学界では、科学的根拠に基づいた医療という事で、近年、EBM(Evidence Based Medicine)が一つのキーワードとなっています。EBMは、質の高い医療を提供する確率を高めるために合理的な意思決定を目指すものです。
そのEBMですが、2つの側面があります。一つは、いわゆる医療行為そのものに対してです。こちらは、1)臨床成績は向上しているか?2)医療事故リスクは度の程度低減しているか?3)患者にとって満足と安心を提供しているか?等の質問に答えるために、臨床成績や医療行為を定量的に評価する必要があるという考えです。
もう一つは、医療機関の経営に対してです。ご存知のように医療機関の経営をめぐる環境は、非常に厳しい環境にあり、医療経営の効率化が一つの課題となっています。医療行為を永続的に提供するためにも、これまでのような、長年の経験と勘に頼った経営ではなく、事実データや仮説を基に仮説・検証を繰り返す問題解決型の思考が求められるようになりました。
と書きましたが、上記の2つ目のことは、通常の企業で行われている内容です。となると、医療という枠組みを外して、他の業界の事例を参考にすることによって、2つ目のEBMは十分に実行可能なのです。最近、歯科に関するセミナーや研修を多く行っていますが、通常のデータを分析したり、仮説を立てる部分を特に強調しています。
話は変わりますが、今朝、セミがいっせいに鳴き始めましたね。台風がさって、いよいよ夏本番です。
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ベリブ
早嶋です。
海の日の連休は、最後の日が晴れましたね、皆さんはいかがお過ごしでしたか?最近、近くにTUTAYAが新しくオープンしたので、久々にDVDをレンタルしました、「不都合な真実」。
既に見た方も多いと思いますが、米国元副大統領のアル・ゴア氏が環境問題に関するスライド講演を世界中で開催し、地球と人類の危機を訴えるドキュメンタリーです。全米では、タイム、ニューヨークタイムズ、ワシントンポストなどの有力紙がこぞって大絶賛し、当初は小規模の公開予定だった映画がすぐに拡大され、アメリカドキュメンタリー市場、記録的なヒット作品となった映画です。
DVDを見た後は、環境問題に真剣取り組むことを考えました。自分たちで出来るレベルで、はじめることが大切です。これに関しては、映画のHPの”ten things to do(私たにできる10のこと)“が参考になるでしょう。
環境に関して、15日、ちょうどパリで大規模な貸自転車事業を開始したという報道がありました。名づけて「Velib(ベリブ)」作戦、パリ市内全域をカバーする自転車レンタル制度です。ベリブの名称は、フランス語の自転車、ベローと自由のリベテルを掛け合わせた造語です。
ベリブですが、市内750ヶ所の駐輪場に置かれた約1万600台の自転車を、専用のカードを利用して自由に乗るシステムです。借りた自転車は何処の駐輪場に戻しても構いません。カードは1日用(1ユーロ)、1週間用(5ユーロ)、1年用(29ユーロ)の3種類があり、利用料金は、30分まではカード代のみで利用可能で、以後30分ごとに料金が発生します。ただし、30分ごとに駐車場に戻していくとカード代以外の費用はかからない仕組みです。
カードは駐輪場に設置された販売機や市内各地の売店で購入でき、今年の末までの駐輪所を1451ヶ所、自転車の台数を2万600台に拡大する計画です。
不都合な真実の中でも度々メッセージとして問いかけられていましたが、CO2の削減は、日頃の生活の中で意識することから始まります。”ten things to do”を読んで、出来る事から取り組みを開始しましょう。
キャンペーンボーイ
早嶋です。
この次期になると季節恒例の商品がありますね、水着、日焼け止め、ビールなどです。そして、お約束のようにキャンペーンガールが商品のPRを行っています。
しかし、近年は夏の商品のPRにも多様化が目立ちます。ガールがボーイに転じているのです。これに関して、エポックメイキングとなったのは98年夏、沖縄を舞台とした航空大手、JALとANAがキャンペーンに男性を起用したことにあります。
ANAはKinKi Kids、JALは反町隆史。これ以前にも男性の起用はありましたが、あくまでもサブ、当時の2社は共に男性メインと言うことで少し話題になったことを覚えています。それから、女性タレントに戻りましたが、SMAPが沖縄キャンペーンに登場する頃は既に普通のこととして受け入れられるようになりましたね。
その頃を境に、女性消費者をターゲットにしたキャンペーンボーイというセグメントが出現したのではないでしょうか。もちろん、それ以前にも男性タレントを女性向け商品のPRに起用されていましたら、彼らのポジショニングが違っています。
カッコイイといった憧れを対象にした男性から、カワイイというようなイメージになっているのです。ニュアンスは年下の男性です。この傾向は、最近のテレビドラマを見ても感じます。年下の男性としっかり者の女性という設定が割りと多いですよね。
80年後半から90年代の前半にかけて女性の社会進出が進み、男性と女性の固定観念や役割は大きく変化しています。そして2000年前後より、消費者としての女性セグメントは非常に重要になっています、特に消費財に関しては。
昨今のキャンペーンボーイの出現は、この意味では、ごく当たり前の現象なのですね。
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サービスの形
早嶋です。
皆さん、台風の影響は大丈夫でしたでしょうか?本日は、株式会社プラネットさんのセミナーが15時から福岡で行えるように、安全のため、飛行機をあきらめて、東京から新幹線で帰ってきました。
結果的に、飛行機は飛んでいたようですが、リスクを考慮した上での決断で、飛行機をあきらめてよかったと思います。というのも、午前中の羽田の状況は、福岡行きのフライトは飛ぶけれども、天候次第では、伊丹に行くか、引き返すか、と言う状況だったからです。万が一、引き返したり、伊丹に着陸したのでは、どうしても福岡に到着する事ができないですからね。
私のゴールとしては、確実に15時30分に福岡に着き、プラネットさんのセミナーに参加することでしたので、安全で確率が高い新幹線を選択したのです。何はともあれ、プラネットさんのセミナーに参加されたドクターの方々にお話しをする事が出来ましたので目的は達成できました。参加されたドクターの方々、どうもありがとうございました。
さて、今日は、プラネットの小池さんが、セミナー参加のドクターに話をされていたメッセージの中で、サービスに対してのコメントを紹介いたします。
サービスとは、どのようなものだと思いますか?小池さん曰く、サービスの特徴は次の3つです。1)無形、2)同時性、3)人間の心に依存。
サービスは無形のもの、つまり目に見える類のものではないので、実質的に測りにくいです。だからこそ、サービスを提供する場合は、提供した後の評価を目に見える形で調査したり、振り返ったりする必要があるのです。
また、サービスは同時性があります。これは、提供するタイミングと、提供されるタイミングに時差が無いことです。そのため、サービス業に関しては交換や払い戻しが出来ないのです。このように考えれば、サービス業は、それぞれの瞬間がある意味、命がけですよね。
それから、最後の人の心に依存すると言うのは、サービスの満足感自体が、目に見える形ではないため、人の心の中に生産されるのです。つまり、本当に良いサービスは、一生、その人の心の中に残り、また、疑問を感じるサービスは、人の心の中にとても悪い印象として残るのです。
これらのサービスに関する特徴は、良いサービスを受けたときの印象や、悪いサービスを受けたときの印象を想像していただければ良く理解できると思います。
商品とサービスがは、特に同時性という点で大きな違いがある事を理解すると、顧客との対応が自然と良いものになると思います。皆さん、いかがでしょうか?
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ヤマダ電機
早嶋です。
郊外を中心に店舗展開を進めてきた家電量販店の業界大手、ヤマダ電機が東京のターミナル駅に進出しました。
進出した場所は、池袋。計画では、今後、渋谷、新宿とヨドバシカメラやビックカメラのすぐそばに進出します。これまで、ヤマダ電機は郊外、ヨドバシやビックカメラは駅前という業界の絵図を大きく変える動きになります。
ヤマダ電機の大都市駅前出店は、大阪、仙台に続き今回で3店目です。ヤマダ電機の売上高は07年3月期で1兆4436億円、2位のエディオンのおよそ倍です。
ヤマダ電機は、全国の都道府県の出店を達成し、今後の更なる成長に都心の駅前進出を加速するといった感じでしょう。今回の池袋は、ビックカメラの牙城ともいえる地盤、シェアアップの突破口としての戦略的な店舗として位置つけているようです。
家電量販店の競争は、これでますます価格競争が激しくなります。他店との価格差は、価格ドットコムを見れば一目瞭然の昨今、それぞれの量販店はどのようにしてシェアを維持していくのでしょうか?
午前中と午後に商談を済ませました、これからクライアントと会って本日は終了です。ニュースでは、台風の影響が報じられていますが、大丈夫ですか?
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講演会
早嶋です。
ただいま飛行機の中、東京に移動中です。本日は、福岡県中小企業組合士協会総会があり、その中の研修会に呼んでいただき、『マーケティングの発想を取り入れた経営強化』というテーマで約90分の講演をさせて頂きました。参加された方々、ありがとうございました。
今回は、マーケティング発想に焦点を当てました。講演の中で、日頃よりビズ・ナビが実践している4つのステップを紹介し、身近な事例でマーケティング発想を皆さんで考えた90分でした。
そのマーケティング発想、4つのステップとは次の通りです。
1)市場の変化(何が起きているか)に気付く
2)変化の中で、「誰が」「どんな問題に」困っているかを考える
3)その問題を「自社の強み」で解決する方法を考える
4)その解決の方法を「製品化」「サービス化」する
いかがでしょうか?
市場の変化ですが、ベンチャーリンク代表取締役会長兼CEOの小林さんは、ある講演会で次のようにお話されていました。「企業が環境適応業である事はいつの時代も変わらない。自社を食べ物屋、洋服屋、建築屋、弁当屋・・・、自らを○○屋と呼んだときに、その企業の寿命は見えたと云わざるを得ない。・・・これは、身の丈にあった経営をするとか、本業を大切にするとは次元が別の話で、経営者自信が常に世の中の変化に敏感になり、柔軟に対応しなければならないという話、いわば経営の原則です。」と。
世の中に何か変化が起きたときや、環境が変わったとき、必ずそこには何か問題を抱える人が現れます。そして、そのような人たちが求めているものや解決方法は何だろう?と考えることが、マーケティング発想の次のステップになります。困っている人の塊が将来の市場となるのです。
困っている人やその問題を良く調べ、その問題を解決するためのソリューションは何だろう?もしそれを自社の強みを解決するとしたら、どのような形になるだろうか?と考えます。ここでは、自社の強みを活かして、どのような問題解決の方法があるのかを考えます。
例えば、食の欧米化が進み、世の中が慢性的な肥満に問題を抱えているとき、ある企業は、自社の強みを活かして、飲むと体の体脂肪を燃やすドリンクを市場に提供しました。ある企業はダイエット用の運動機器を提供し、ある企業はダイエット用のサプリメントを市場に提供しました。どれも痩せたいという問題を解決する商品ですが、それぞれの企業の強みを活かすと、まったく違ったソリューションとして商品化されるのです。
上記のステップを、自社の強みから考えて、商品化をした場合、その商品を売るために市場を創る必要が出てきます。これでは商品化には成功しても、事業化に成功する確率はぐんと低くなりますね。世の中の変化から、困っている人を見つけることによって、そして、それを解決する商品を提供する事が出来れば、そこには確実にマーケットが存在するのです。
本日、お話いたしましたエッセンスを紹介いたしました。しかし、今日の便はよく揺れています。
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