写真プリントのターゲットは母親

2011年6月29日 水曜日

早嶋です。

カメラのショット数(撮影数)は増加していますが、写真としてプリントする行為は年々減少しています。デジカメの普及とともに、気軽に撮影する人が増えた一方で、データとして保存する事がポピュラーになった背景があるでしょう。

これに危機感を持っているのが富士フィルム。そこで同社は、アルバムカフェという名称で、子育て中の母親にフォーカスして定期的に子供の写真を切りはりするアルバム教室を開催しています。

同社調べでは、子育て中の母親で、写真店に行ってデジタルカメラなどで撮ったデータを現像する割合は3割程度。同社の仮説は、0歳~2歳の子供を持つ母親に成長記録を現像して写真として残す文化が定着すれば、その後も継続してプリントサービスを利用すると考えているのでしょう。



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