
長時間労働の背景
2017年1月5日
安藤です。
明けましておめでとうございます。今回のテーマは、「長時間労働の背景」です。
大手広告会社・電通の新人社員だった女性が過労自殺をしました。
NHKスペシャルで2016年12月24日に「長時間労働」が放映されました。
詳しくは→ http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20161224
長時間労働の是正は、人口減少時代での労働力確保、少子化対策という観点からも課題です。
電通では、1991年8月27日当時24歳の男性Oさんが自殺しています。
当時の電通では、残業における「月別上限時間60時間~80時間」が設けられていたが、Oさんは、
月平均残業時間が147時間だったと記されています。
両親が心配して有給休暇をとるように勧めたそうですが、上司にいいにくいなどと言っていたそうです。Oさんが、長時間労働に追い込まれた背景はどんなことが考えられるか、要因の一つとしては、抑圧的な職場の雰囲気。上司との関係は推測されます。新人研修で、上司との報告・連絡・相談
は、必須項目になっています。相談したくてもできない関係性、職場の風土では一人抱えこむことに繋がったことでしょう。元々、Oさんの性格は、明朗快活、素直で、責任感があり、また、いわゆる完ぺき主義の傾向もあったと記されています。仕事熱心、凝り性、強い義務感などいわゆる執着気質とされるものは、うつ病親和性があるとされています。労働者が労働日に長時間にわたり業務に従事する状況が継続するなどして、疲労や心理負荷などが蓄積すると、労働者の心身の健康を損なう危険があることは今では周知ことです。
Oさんの電通事件が1991年起きてから24年。2015年になって、再び過労自殺者が起こりしかも、同じように長時間労働でした。2016年の事件では、24歳の女性1か月の時間外労働時間が報道によって、105時間または130時間とされています。東京大学を卒業してわずか8か月で自殺してしまいました。東京労働局と三田労働基準監督署は10月14日、労働基準法違反の疑いで立ち入り調査に入りました。
労働契約法第5条「使用者は、労働契約により、労働者がその生命、身体などの安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。企業と労働者が、労働契約を締結した場合、企業は労働基準法、労働安全衛生法、労働契約法により、労働者の安全及び健康を守るため安全(健康)配慮義務を負うことになります。まずは、メンタルヘルス研修(ラインケア)をお勧めいたします。
何かお困りのことがありましたら、㈱ビズ・ナビ&カンパニーへご相談くださいませ。
薬味をはじめから全部入れるのが悪い。
2017年1月4日
早嶋です。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
「こい、辛かー(これ、辛いね。)」
「はじめから薬味を入れるとが悪かと(最初から味見もしないで薬味を入れるほうが悪い)」
長崎の実家に帰省し、鍋を皆で囲んでいる時の会話だ。鍋を食べる際に何も考えずにとりあえず薬味を全部入れる私、その薬味が辛くて思わず発した言葉に間髪入れずに父の一言。確かに、当たり前だがその通りだ。味見もせず、まわりをみて全て入れている私が悪い。食事も仕事も然りだ。
近年はWebで全てがわかるということで、実際に試すことなく分かったつもりでいる。Webで得られる情報は脚色があり、一方的な主観が込められており、かなり偏っている場合もある。それを鵜呑みにした結果大やけど、という事例を去年も幾度となく見てきた。何も考えずに、ただただ周りのマネをして、カンニング。無意識に鍋の取り皿に薬味を入れる行為は注意が必要なのだ。
年末年始にかけて様々な人と会う。Webの情報に加え、近年はSNSのFBやインスタグラムでその人の人となりがわかるかのように錯覚する。が、実際会ってみると全く違う、或いは勘違いをしていることが多い。昔から言われていることだが2次情報は注意が必要だ。仮説に基づいて、自分の考察を加え、その上で2次情報を確認する。或いは、少ないサンプル数であっても実際に現場に行き、顧客と接し、社員と接する。自分で直接1次情報にアプローチすることで、モノの見方や仮説の立証が随分と進む。
1年のはじまり。基本的なことが一番重要で物語の後半にそのインパクトが効いてくる。2017年も自分の目や耳で確かめる行為を忘れてはいけない。殺人的なスケジュールであっても、最もベーシックな部分、肝を抑えておかなければ後から取り返しがつかなくなる。
親の意見と冷酒は後で効く。なるほどそうだ。10代の反抗期のときは邪魔でしかなかった父親のアドバイスや一言。今は、日本酒のように時間が経つに連れてじわじわ酔がまわってくるようにきく。
今年一年、自他共ビジネスのモヤモヤをスッキリしていきます!
台湾と中国
2016年12月28日
早嶋です。
台湾と中国。我々日本人から見れば、見た目も言葉もおなじように感じますが、実際は全く異なる地域になっていると思います。
1911年に中国で起きた辛亥革命で当時の清が滅び中華民国が誕生します。しかし、共産党と国民党の2つの政権が対立したままでした。しばらく内戦が続き共産党が勝利して今の中華人民共和国をつくり、国民党は台湾にて臨時政権を開きます。
現在、台湾は中国との外交を考慮して国と認めていない国がいくつもあります。日本もそもうちの1つで、国連も加入を認めていません。一方で台湾は国家の意識がありますから当然、国旗があり中国とは異なります。使われている漢字も中国では簡体字で台湾では繁体字で異なります。通貨も中国の元とちがう台湾ドルが使われています。
何よりも台湾は人や子供に非常に親切です。台北の最も栄えている都市でさえも子供や高齢者やハンディキャップを持った人には国に関係なく優しい配慮があります。子連れで海外旅行は気が引ける場合が多いのですが、台湾は別で、安心して旅行ができます。
また、トイレや路地裏の街の通りに至るまで非常に清潔です。建物の老朽化による経年劣化があっても、常に清潔にされているため嫌な気分になりません。これも中国と全く異なると思います。
アメリカ並に効率を上げると30%の失業率になる
2016年12月20日
早嶋です。
日本生産性本部の調査によると日本の小売や飲食などのサービス産業の生産性は米国の5割にとどまるとあった。労働生産性は、従業員1人あたりが一定時間あたりどのくらいの付加価値を生み出すかを測る指標だ。現在の失業率は3%。もし、アメリカ並みに効率を求めた場合、不要となる人員がざっとみても24%は出てくるので、平均で30%の失業率を出すことになり、これは世界でもトップクラスの水準になってしまう。日本は、実は広い意味でシェアリングエコノミーをしていると思えば、かなりの福祉国家だ。
調査によれば、米国を100とした場合、
サービス業は49.9
飲食・宿泊業は34%
卸・小売業が38.4%
製造業は69.7%
化学は143.2%
機械は109.6%
統計局Webの国勢調査を見れば、15歳以上の就業者の産業別割合は、
農林業 3.7%
建設業 7.5%
製造業 16.1%
運輸郵便 5.4%
卸売小売業 16.4%
宿泊飲食サービス業 5.7%
医療福祉 10.3%
他サービス業 29.1%
となっている。
一方、同総務省統計局が発表している日本の失業率は2016年7月から10月の速報値の平均で約3%だ。
上記から鑑みて、もし米国並に効率を上げることができた場合、
その他サービス業の約30%は、15%の労働人員でOK △15%
飲食宿泊業の約6%は、2%の労働人員でOK △4%
製造業の約16%は、11%の労働人員でOK △5%
と考えることができる。
これだけでも15%+4%+5%で、元々の3%を加味するとおよそ30%の失業率がでる計算になる。日本は、色々いってもシェアして失業率を担保しているのかもしれない。仮に本気で生産性をあげることになれば、その分人ではいらないのだから。
仮に30%台の失業率を持つ国はどこか?と世界の統計を調べてみた。参照元はワールドファクトブック(CIA)ということなので、あるていど整合性はあっているとおもうが、なんとトップになってしまう。ボスニアヘルツェゴビナで27.75なのだ。
参照:日本生産性本部 http://www.jpc-net.jp/annual_trend/
参照:統計局ホームページ・国勢調査からわかったこと http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/users-g/wakatta.htm#jump6
参照:統計局ホームページ・労働力調査(基本統計) http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/
参照:世界の失業率
http://ecodb.net/ranking/imf_lur.html
思考とマインド、その結果の行動と成果。
2016年12月15日
早嶋です。
思考の研修の中で、如何に思考を働かせて考えを深掘りし、横に展開して、事象の本質を捉えるか。について考え方やルーツを交えた演習やワークをする。
が、その大前提に、そもそも自分が考えたことに対して自信を持って他者に表現することができている人が少ない。この場合、考えを整理するという前に、自分に勇気を持って発言するということをクリアしなければならない。その意味では、思考を磨いてもなかなか実践できない人が多いという仮説も理解できる。
そもそも、思考は独立したものではなく、その人の気の持ちよう、つまりマインドの部分が大きな影響を占める。マインドが揃い、思考が整ってはじめて行動に移せるからだ。となると、思考のトレーニングのみを強化したところで成果にはつながらない。そもそものマインドの部分が養生されていないと、良い考えが浮かんでも自分の中での言語化はできるが、他人に対しての言語化ができないからだ。
特に大手企業に努めて5年、10年過ごした社員は、自分の考えを表に出すことをしない。他人に対しての言語化だ。はじめは発言して表現していただろうに、いつしか行わなくなった。
一番大いのが、発言したら否定されるだ。他にも発言したら負け、自分の仕事が増えるとか、結局変わらないとかあきらめムード、極めて小さな視点で考えているなどがある。それらは結局、勝手に自分で思っていて、無駄だと思っているだけで実際に表現したことがないのだ。しかしときが経つと、そのままの自分がかりに表現して玉砕するよりも今のまま何も変化が無い安定した環境が心地がよいのだ。ということで表現しないことを自分から選択しているはずだ。
また、そもそも小さい頃の教育過程で過度に正解を意識しすぎて間違うことを恐れているのかもしれない。実際は万人が万人の考えがあって然りなのだが、それをマインドまで落として理解することができていない。
また、案外多いのが考えを抽象化したまま、具体的に掘り下げていないので、他のアイデアとの微妙な違いが分からない、或いは考えていないため、他のアイデアを求めても出ないというのもある。
親和と十八の統合
2016年12月8日
早嶋です。
長崎の銀行は親和と十八。で、今では親和はふくおかフィナンシャルグループ。そして、十八銀行は来年の4月に経営統合をする方向性で進めている。が、ここにきて長崎県の融資シェアが高まり競争が減るとのことで公取が待ったを欠けている。
公取が問題視するのは統合した結果、長崎県内の融資シェアが7割に達し、1位と2位の銀行が1つになることで競争が減る。結果、融資金利の上昇など利用者の不利益につながるという考えだ。
対して、銀行は人口減少のペースが早い長崎で、他の都道府県と同じような競争環境が異常で銀行が強固な基盤を持つべきだとしている。
そもそも長崎県の人口は140万人くらいで150万人を超え毎年1万人増加している福岡市よりも小さい。内訳をみても一番大きい長崎市で44万人、次いで佐世保市で26万人、3位の諫早市で14万人。
元々佐世保を中心とした長崎の県北地方では九州銀行という第二地銀があった。バブル期に身の丈に合った以上の経営を行った結果、傾き金融庁の肝いりで親和銀行に吸収合併、実際は救済された。そのため県北では親和銀行がほとんどのエリアを制圧した結果になっていました。しかしながら母体となった親和そのものも体力が弱く結果的に福岡銀行の参加に入っています。
戦後間もない環境であればまだしも、元来からあった第一地銀2行体制とは少々時代に則さない考え方になっていると思います。佐世保と長崎は旧海軍の製造施設が双方にあり、終戦後の朝鮮戦争の特需により佐世保が長崎の経済を上回る時期もありました。その背景があって2行体制の維持ができたわけですが世の中の環境は大きく変化しています。
と考えると47都道府県のエリアわけに独占禁止の考え方自体を当てはめること自体が今ではナンセンス?と考えてしまいます。日本国内からすると長崎県のシェア7割は誤差です。経済レベル、人口レベルなどを考慮してもっと競争をする環境を国が提供しなければ逆に両方が衰退することも考えられます。そんな意味で長崎出身者としては親和と十八に対しての統合は感慨深いものもありますが、公取の考えはただした方がよいのでは?とも思いました。
ストレス対処力をみにつける
2016年11月27日
安藤です。
今回のテーマは、「ストレス対処力を身につける」です!
職場環境、人間関係が複雑になり、また、常に仕事の成果を求められている現代社会では、ストレスやプレシャに負けて、メンタル不全に陥る方が増えています。一度メンタル不全に陥ると、もとに戻るのは極めて難しく、個人、会社にとって大きな問題になっています。
厚生労働省のデータ(平成24年度)によると、仕事や職業生活に関して強い悩み、ストレスがある労働者は60.9%、仕事上のストレスの内訳として職場の人間関係41.3%、仕事の質は、33.1%、仕事の量は、30.3%です。
ストレスの多い状況に打ち勝つには、本来人間が持つストレス対処力を高めることが重要です。
ストレスコーピングは、個人の“内的資源”と、個人が活用できる“外的資源”を増やし、強化することで高めることができます。
本来の自身の能力を引き出すことで、ストレスに強い力がつきます。メンタル不全を事前に防ぎ、また、困難や難題に遭遇した時に、前向きに受け止めることができストレスを成長の糧にする力を身につけることができます。
最近では、「マインドフルネス」を導入し、メンタルヘルスに活かしている企業も増えています。”イライラ”したり、考えがまとまらない、どうも体調が優れない、眠れないなどの時に、2分以上でもいいので ”マインドフルネス” 瞑想 をしましょう!
参考にどうぞ(時間が長いのでご自分に合せて途中で切ってください!)
http://www.bing.com/videos/search?q=%e7%9e%91%e6%83%b3&&view=detail&mid=47935B4A67447B165D0B47935B4A67447B165D0B&rvsmid=772A9D796EDF0E76541B772A9D796EDF0E76541B&fsscr=0&FORM=VDMCNR
また、職場の人間関係には、大半がコミュニケーションの問題であることは周知のことです。コミュニケーションには、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがあります。人間の脳は、五感の中で約90%は視覚情報を使っているともいわれています。自身の非言語の在り方が他者にどのように影響を与えているか、自身の在り方を認識することは他者との関係を構築していくのに必須です。また、ストレス対処には、運動は欠かせません。有酸素運動を取り入れてストレス対処力を高めることをお薦めします。
日常の習慣を見直し自身のストレス対処力をつけ困難や難題に立ち向かう力を身につけていきましょう。
お困りのこと、お問合せがございましたら、なんなりと株式会社ビズ・ナビ&カンパニーへお気軽にご連絡くださいませ!
広げてみて絞り込む
2016年11月24日
原です。
新規事業の立案や問題解決などで必要なことは、「広げてみて絞り込む」という視点です。発散と収束、選択と集中、仮説と検証という言葉にも類似しているように、誰でも知っている考え方です。
しかし、多くの企業の企画や事業計画は、現状の延長という現状とあまり変わらない内容です。他の選択肢や代替案を考えようとはしないのです。
担当者に質問してみると、「頭が固くなっている。今まで現状のやり方でがんばってきた。」などの回答が返ってきます。
案外、「広げてみる」という発想に慣れていないというのが原因のようです。
慣れていない原因を掘り下げてみると、発想の方法を知らないも1つの原因として考えられます。
アイデアを広げてみるには、漏れなく重なり無く3つのカテゴリーに分けて自由に書き出してみることです。
例えば、「社会動向、市場動向、自社の経営資源」による経営を取り巻く環境の分析から、世の中の変化の兆しや自社の強みを洗い出すだけでも、多くのアイデアやアイデアとなる要素が出てきます。
「アイデアだけでは、ビジネス展開は困難」と言われる方もいます。もちろん、アイデアを広げるだけでは解決にはなりません。アイデアを広げたら優先すべきアイデアを選択していくことが必要です。
例えば、新規性や実現可能性を縦と横にした軸からなるマトリックス図により、自社が最優先に行動していくアイデアの選択が意思決定できます。
このように、「広げてみて絞り込む」というシンプルな発想と意思決定を何度も繰り返すことで、新規事業や問題解決の解決策立案の精度は高められるのです。
新規事業展開やビジネスでの問題解決でお困りの事があれば、弊社ビズ・ナビ&カンパニーまで、ご連絡をよろしくお願いいたします。
仕事の定義を広く捉えて見よう
2016年11月22日
早嶋です。
成熟ビジネスを事業ポートフォリオに抱える大企業の中で、わりと共通項としてあがる現象に中堅社員が積極的な姿勢を見せないというのがあります。入社して5年から10年程度の選手がバリバイと積極的に仕事をしないのです。会議での存在感があるわけでもなし、新しいビジネスの提案をガツガツ行うでもなし。ただただ指示された、言われた範囲での仕事を黙々とこなすのです。
このことに対して私は、「自分の仕事の範囲をかなり狭く捉えている」ということが問題にあると思います。この層の社員に会社全体の売上や事業部の売上を聞いても、かなり曖昧にしか数字がかえって来ません。そこそこの企業であれば、会社の数字はほぼ何らかの形で通達されますし、気になればすぐに調べることもできます。が、皆会社がどこに向かっていて、どのような戦略を取っているのかに無関心なのです。
積極的に発言しないし、主張しない最大の問題は、そのことは自分の仕事と関係ないから私が考えなくても良い。と本気で思っていることにあると思います。そして、それが結果的に自分の仕事の効率を落として、部分最適に陥っていることを理解していません。
とは言っても何も困っていないかと言うと違います。幾つもの企業で当該する層に対して接する機会が多々あります。例えば、階層教育などでじっくりと議論をしていると、問題解決の具体的な手法が分からない、部下や後輩に指示をしても動かない、現在の業務が忙しくてやりたいことができないなどと、一応は困っていることが出てきます。
例えば、問題解決の具体的な手法が分からないという点に対して、多くの場合問題を定義せずに、思いついた内容をいくつか上げて解決策として片付けています。もし説明責任がある場合は、その思いつきを正当化する理由を適当に考えて上手く作文をしてこなしています。しかし問題とは、そもそもはありたい姿と現状のギャップです。ありたい姿や部署が目指すべき方向や目的があやふやだから当然に問題は定義されないのです。それなのに小手先のテクニックや取り急ぎの解決策を求めてしまっているということに気がついていません。
例えば、部下や後輩に指示をしても動かないという点に対して、多くの場合は自分が指示をすると相手は動くと勘違いしています。コミュニケーションは自分が伝えたことがどんなに正しくても、相手が理解しなければ全く意味がありません。逆に、相手が間違って理解したのであれば、そのことが相手にとっての正解になります。コミュニケーションの主体は自分ではなく相手にあるのです。指示をしたら動くという発想はすぐに捨てなければなりません。チームのゴールを示し、目的を共有して、何のために行っているかを共有して初めて互いのコミュニケーションがスタートします。しかしチームの目的を意識していないので、そのコミュニケーションにおいてもなんとなく行っていて、その上、部下や後輩が動かないと感じてしまっているのです。
例えば業務が忙しくてやりたいことができないという点に対して、そもそもその仕事は目的を達成しえいるのか、などと考えることはありません。ただただ上司の言った内容を真に受けて黙々とこなす。上司の言った内容を確認して、その目的や背景を理解していれば、現場の人間程言われたやり方以外にもっと効率的に目的を達成するアイデアが出て来るはずです。が、そのような発想になれません。目的やゴールを意識していないからです。結果、何年もやり方が変わらず、その手法が効率的か否かの検証すら行っていないのです。それでも時間が無いと捉えるのであれば、仕事の前後を確認して、部門を超えた仕事を把握してもっと効率を上げるような発想には絶対にならない。それは自分の仕事、他人の仕事と細かく自分で分けているからです。
基本は、自分の仕事を狭く定義すればするほど、作業の全体像が見えなくなります。その為言われたことが全てになり改善するのが良いのか否かの判断も全くできません。ある程度仕事をこなせるようになったら、まずはその部隊の一番大きな事業部がどこに向かっているかを整理します。その上で、自分の役割を考え今の仕事を見直してみる。すると不思議なくらいもっと時間を割いて取り組むべきことが見えてきます。
人は信用しても仕事は信用するな
2016年11月14日
早嶋です。
信頼関係はビジネスにおいて重要だ。そのため「人は信用しても、仕事は信用するな」は言い得て妙だ。取締役をしている㈱エクステンドの代表の沖原氏の口癖だ。
新規クライアント先で、数字や経営状況を現場含めて数名にヒアリングする。確かに、信用における人物であれ、出て来る数字や状況に対して正確に報告される例は少ない。正確には、聞かれた内容に対してこれまで考えたことが無い、というのが正解だと思う。従って感覚で答えるため、結果的に全く検討違いなのだ。
目標とのズレを確認する場合にまず行うことが、目標設定自体のプロセスだ。大企業であれば別だが、目標の設定自体が無い場合も多い。その場合は、現状の確認から始まって目標自体をゼロベースで設定することもある。一方、何らかの目標がある場合は、その目標を設定した背景や理屈などを確認する。この場合、殆どがとりあえずの目標を掲げており、何の根拠もない場合が多い。その場合、過去数年の仕事の成果と数字を見直しながら現実的な目標を修正する作業をする。大抵が目標が高すぎて、はじめから現場では目標と全く関係ない数字をなんとなく毎年繰り返しているという結果になる。或いは、合理的な目標を設定している場合でも、現場に数字やその背景が共有されていないため、結果的に目標達成につながる行動が取られていなく、そのため常に未達に終わってしまう。この場合は、目標を細分化して通過目標とその目標を達成するための行動を特定して、その行動を定期的にモニタリングしていく。
ということで、仕事の信用をしない理由の多くは、仕事と目標、そしてその目標と取るべき行動に整合性がないからである。従って仕事を信用する場合は、取られている行動に注目することが大切だ。
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