良くある質問

2008年7月19日 土曜日

早嶋です。



企業研修を行っている時によく聞かれる質問があります。どの質問も直接研修内容に触れないものです。話の端々から、なぜか皆さん気になるようです。その質問とは次の3つです。



1)どうして起業されたのですか?

2)いくつですか?

3)ストレス発散法を教えてください。



1)については、ブログの中で何度もコメントしています。2)は31です。そして、3)についてですが、これもマラソン大会にエントリーして定期的に出る他、時間があるときはお寺めぐりをして仏像を眺めるなどすることです。



3)について考えたのですが、実はストレスを感じることが極端に減りました。今はストレスを感じたとしても、どちらかと言えばポジティブなストレスであるため、落ちることは全くありません。さて、どうしてこのようになったのでしょうか?



大きな理由はMBAですね。ビジネス・スクールで経営の勉強を始める以前は、ポジティブかネガティブか?といえば、ややネガティブでした。それが超ポジティブになったきっかけは、はじめて自分で決めたことに対して取組むようになったからです。



考えて見ると、小学校、中学校、高校、大学、そして就職と難なくこなしてきました。しかし、そこに自身の明確な意思決定があったか?といえばYes, but no.です。頭は悪いほうではなかったので要領よく何事もこなしていました。しかし、一生懸命取組んできたか?といえばこれはNo, but yes.です。



働きはじめて3、4年、当時行っていた研究職の仕事に既に限界を感じていてややヤル気が低下し始めていたことを記憶しています。そのような折に経営の勉強をしよう!と言うことでこれまでのことをゼロリセットして、お金を創って、時間を創って、分けの分からない言語(英語)と戦って、経営の勉強に取組みました。



MBAで出会った考え方や理論や人脈。毎日毎日、論文を読んでテキストを読んで講義を聴き、ペーパーを書きました。しかし、自分ではじめて決めたこと。嫌になって諦めようとは思いませんでした。だから不思議と続きます。そして、いつしか勉強(受身)ではなく、これは学習(能動)だと感じるようになります。



これって、捉え方が180度反転した結果なのでしょう。例えば、目標を設定して、それに対する現状とのギャップが見えたとき、MBA以前は、「こんなにすることがあるの?」と始めから諦めモードでした。しかし、MBA以後は、「これだけやればたどり着けるんだ!」と始めから全快モードです。物理的な変化はありませんが、受け取り方が変わりました。



そう、まさにこのような考え方の変化こそが、ストレスに対してもポジティブに捉えるようになったと思います。2年半くらい、3時間睡眠を徹して同じことを繰り返し行えば人は変わるものなのです。



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