失敗の原因 やるき不足

2008年5月2日 金曜日

早嶋です。



failar成功事例は良く耳にしますが、失敗事例はあまりみみにしません。そこで、失敗の原因について考えました。



1)やるき不足

マネジメントコントロールの3つの視点でも書きましたが、成功と失敗を分ける一番の要因は経営者のやる気不足です。起業直後は、躍起になり何が何でも会社を切り盛りしよう!とモチベーションは高いです。「あんた、良く働くね!」と言われても、「そうかな?」と思ううちはまだまだ気力十分でしょう。



失敗の原因の大きな一つは経営者の怠慢です。これは、本人に限ったことではなく、組織のやる気の管理も含まれます。社員のやる気を管理するのも当然、経営者の仕事です。ハーツバーク(動機付け要因・衛生要因)の理論にあるように、給与や待遇の改善だけでは社員のやる気は引き出せません。



例えば、社員に対して以下のような質問をして見てください。

1)与えられた仕事はやりがいがあり、やり遂げたときに満足に満たされますか?

2)昇進・昇給のチャンスは平等ですか?

3)仕事の成果に応じて、やればやるほど評価される報酬システムですか?

4)プロジェクトを遂行するための設備、資金、人員等のサポートは十分ですか?

5)社員が誇りに思えるような会社組織・風土ですか?



社員が勢い良くYes!とならない会社は、要注意です。マネジメントコントロールの3つの視点のうち、「社員のやる気は十分に高いか?」を十分に意識して現状と理想のギャップを埋めるための対策を採る必要があります。



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