季節はずれ

2007年10月16日 火曜日

早嶋です。



先ほど、文具店で来年のスケジュール帳を購入しました。実は、スケジュール帳を購入するのは人生で初!これまでは、PCのスケジュール管理を活用していましたが、直ぐに開けるアナログの便利さに負けました。現在は、併用しています。



さて、気候の変化なのでしょうか、福岡と佐賀の県境の峠で桜の花が咲いていました。それだけではありません。友人の家の庭では、露草と胡瓜の花が同時に咲います。



花の開花、これには積算温度が関連しています。例えば、基準の気温を15度とします。ある日の平均気温が17度だったら、基準よりプラス2。次の日の平均気温が19度まで上がれば、プラス4。積算温度、6度。この要領で基準温度を越えた部分を調査し、その温度の積算を求めます。そして積算温度が200度を超えたら花は開花する。といった具合で開花の予測をするそうです(実際は、もう少し複雑だと思いますが)。



開花は、決まった温度で咲くのではなく、そのシーズンにどれだけ暖かい日があったか、その積み重ねによって、つまり積算値が影響するのです。



ただし、寒さの程度も必要です。桜の花などは、夏の間に、翌年の春に咲く花の元となる花芽を作ります。花芽は一度、生長を止め眠りに入り、厳しい寒さに一定期間さらされた後、眠りから覚めて再び生長をします。



峠の桜、上記を総括して考えると、そもそも冬の寒さが十分でなかったので、花芽が眠りから覚めるのが遅れて、開花が随分と遅れた。と考えると良いのでしょうか?興味深いところです。



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