ケータイの役割

2007年7月22日 日曜日

早嶋です。



民間研究機関であるモバイルマーケティングデータ(MMD)研究所が携帯電話の使い方に関する面白い報告をしています。



携帯電話のヘビーユーザーの4割強が携帯電話の使途が「通話(電話)」でないというのです。携帯電話のヘビーユーザーの97%がデータ通信の定額サービスを利用しているため、1人当たりの利用料金も減少しています。携帯電話会社にとっては、収益源を新たに探す必要がありますね。



NTTドコモが発表する一人当たりの携帯支払額の変化は、上記の事実を如実に反映しています。03年4月時点で6380円/月だったのが、07年3月時点では、4690円/月です。低下の要因は、価格競争によるものもあると思いますが、携帯電話の役割の変化も考えられます。



同MMD研究所の調査では、1日の通話回数は、「ほとんどない」44%で、「3回未満」35%でした。また、1日の平均通話時間も「5分未満」49%、「5~10分」23%と、携帯電話での長電話は、過去の話になっています(調査は、携帯サイト経由で行い、有効回答数は9584人)。



一方で、メールや音楽ダウンロードなどのネット接続によるデータ通信量は増加しています。ただ、データ通信の定額サービスの普及によって携帯電話の利用料金としては減少傾向になっているのです。



確かに、携帯電話で通話をするより、データ通信に利用している時のほうが多い期がします。皆さんは、肌感覚でどのように感じますか?





今日は、本棚(90cm×180cm)を新しく追加購入しました。これで、部屋に平積みしていた書籍の山がやっと収まりました。同じ本棚を合計3つ購入したことになりますが、注文時期が異なるので、仕様がどれも微妙に異なっています。



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