CGM

2007年6月5日 火曜日

早嶋です。



インターネットが普及する前は、情報を発信する側は、商品の提供者である企業やマスコミが中心でした。しかし、近年、インターネットを活用して、消費者サイドから積極的に、そして気軽に情報を発信する事が出来るようになりました。このようなメディアを総称してCGM(Consumer Generated Media)と呼びます。



CGMには商品情報を交換するものから、単に日常の出来事を日記風につづるものまで様々なものがあります。



それらの形態も、口コミサイト、誰かの質問に誰かが答えるQ&Aサイト、人とのつながりを促進するSNS(ソーシャルネットワークサービス)、ブログなど様々です。



CGM以前のインターネットメディアは、従来の雑誌や書籍と同様にその道のプロと編集者が内容を構成する手法が取られていました。しかし、CGMでは一般の消費者が直接、情報を投稿し掲載します。



情報の発信が消費者サイドに移ると同時に、消費者は必要とする情報を自分で探し、入手し、その情報を容易に比較・検討する事が出来るようになりました。このような行動は消費者の購買行動を決定する重要な要素になっています。そして、自分の意見や感想をウェブ上に発信する事で、商品の評判を左右するまでに至っているのです。



つもり、情報の優位性という事で、これまで企業が取っていた行動は全く無意味になります。一昔前の考えで、『顧客を囲い込む』とか、『顧客に刷り込み』を行うといった発想は超ナンセンスなのです。



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