交通事故減少

2007年1月5日 金曜日

早嶋です。



年末年始(12/29-1/3)の全国の交通事故死者数が前年比で14.2%減少の91人で、統計が残っている70年代以降、過去最少となったと警察庁が発表しています。



減少した要因は、飲酒運転による交通事故の死者が激減したことで、前年比の23人から9人に減少しています。去年の6月に始まった改正道路交通法によって、飲酒運転の罰則が強化したことが影響を出しているのでしょう。ただ、減少したといっても、まだまだ飲酒運転による事故の報道はなくなりませんね。



お国が変って、イタリアでの話。イタリアでは、日本と違って交通機関を車に頼る割合が多いため、自動車で都市間を移動することが当たり前になっています。そのため、日本より、幾分(随分?)速い速度で移動するため、重大事故が多く発生しています。



特に週末になると、若者が深夜に引き起こす死亡事故などが紙面を決まって賑わすそうです。こうした深夜の居眠り運転等による事故を減少させるためにイタリアでは高速道路でのエスプレッソ無料配布運動を行いました。



濃厚なエスプレッソを飲ませて、眠気を飛ばせ、という作戦です。イタリアらしい試みですが、開始して4ヶ月間の対前年比の死亡事故はマイナス50%になったそうです。この好結果をうけてエスプレッソ作戦は引き続き行われています。



日本でも高速道路には、お茶のサービスがありますが、もっとパンチの効いた渋いお茶を配布するのはどうでしょうか?もっとも、飲料メーカーを巻き込んでスポンサーになってもらう必要がありますが。



車を運転するからには、事故などのリスクが必ず伴います。飲酒運転などはもってのほかですね。年が明けて、新年会シーズン。交通事故がこのまま、減少していけばよいのですが。





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