表面と奥行き

2011年4月11日 月曜日

本日、明日の2日間、某メーカーの新入社員研修に参加しています。全部で600名の参加者ですので数回に分けたワークショップです。内容はグローバルマインド。

ポイントは、グローバル化に向けての心構え。クライアントから次の5つについて考えてもらうように事前に打ち合わせしています。

・自分の考えを持つ力
・考えを分かりやすく相手に伝える力
・自分自身を律する力
・日本の文化と異文化の違いを受け入れる力
・語学

議論をしている中で次のようなお話が出てきました。なぜ、継続的に成長する必要があるのか?

以下、早嶋の考えです。若い時は、単純に外見が良ければよいと言う考えもありました。しかし、会社を始め、様々な方々とお話をさせて頂く機会が増えるにつれ考え方がかわります。

ただ単に、理想とする人のまねをしても、表面的な部分を取り入れても、センスや外見は磨かれますが、奥行きが出てきません。

なんの為に自分にインプットしていくのか?それは自分の内面を磨くためかも知れません。特に最近意識していることがあります。経営のインプットに加えて文化的な側面を取り入れることです。

マーケティングは人の心理的な部分が強く作用するので理論に加えて心理学や脳科学、社会学などインプットを行っていました。

ただ、これだけでは自分の内面が磨かれないのです。そのために文学や歴史など、これまであまり興味が無かった分野にも見識を広げることを行っています。美術館に行き絵を見る事、旅行をしてその風土にふれること。

様々な事に触れる。楽しむ。感じる。

このような事もきっと年を重ねるとその人の奥行きにつながっていくのではないでしょうか。



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