改正道路交通法の影響

2006年8月14日 月曜日

早嶋です。



本日はお盆と言うこともあり会社の前は人通りも車も少なかったです。東京では大停電があったようで、知人もはじめて15階のオフィスまで階段を利用したようです。ご苦労様です。でも、大事に至らないで何よりです。



今年の6月から改正道路交通法が施工され、違法駐車の取り締まり強化によって、多方面で影響が出ているようです。



プラスの影響を受けているのが、駐車場や駐車場関連機器のメーカーでしょう。時間貸し駐車場の大手、パーク24は、06年10月期の売上高、経常利益ともに過去最高を見込んでいます。たしかに、昼時に空車の30分パーキングを見るけるのは今では至難の業。6月以降、たいていの駐車上が満車になっていることを実感します。



一方、打撃を受けている業界は、運送業界でしょう。配送時に助手席に人員を乗せるための人件費が増大したり、駐車場確保のための経費が予想以上にかかっているようです。近所の100円パーキングでは、大きな運送会社のトラックが1台停車しており、そこから複数の人間が台車で荷物を運んでいる風景をよく見るようになりました。100円パーキングがさながら、ハブ&スポークのハブの役割をしているのです。あの光景を見ていると、配送員の効率がかなり低下していることが予測できます。



他にも、商店街がダメージを受けています。ちょっと車を停めてお買い物、と言ったお客が駐車場スペースがある大型店舗に移っているからです。近所のケーキ屋さん(大きな通り沿いにある)によれば、6月移行、車で買いに来る客足が1割から2割程度も減っているといいいます。このケーキ屋さんは、店先に駐車スペースがないため、車で買いに来てくれたお客には、駐車場代として100円、キャッシュバックしているようですが、駐車上が離れているため駐車には手間がかかるようです。



同様に、通り沿いの飲食店も昼間の売上を落としているのではないでしょうか?特にタクシーや、営業マンが道端にちょいと停めてご飯を食べるような業態は打撃を受けているでしょう。



改正道路交通法の影響、今後も思わぬところで影響が出てくるのではないでしょうか?



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』『ブログマーケティング結果報告』をご覧ください。



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