営業管理者向けの書籍、出版決定!

2010年1月14日 木曜日

弊社の長田と早嶋の共著で営業管理者向けの書籍出版が決定しました。出版は3月24日。全国の書店には3月27日頃に並ぶと思います。本著は、これまでビズ・ナビ&カンパニーで行ってきた法人営業のコンサルティングや営業研修での手法や考え方をまとめた本です。

特徴は、対象者を営業パーソンを管理する管理者に向けた事です。営業パーソン向けの書籍は数多く出版されておりますが、営業管理者向けの書籍はあまり見かける事がありません。今回は、その隙間を見つけての書籍化です。本著は大きく分けて2つの内容に分かれています。「営業管理者向けの営業の考え方」と「営業管理者に必要なマーケティングの視点」です。主に前者を長田が後者を早嶋が担当しています。

先ほど総合法令の編集長と打ち合わせを行ってきました。打ち合わせ内容は、出版までの流れ(特にゲラから初校、再校のスケジュール)、価格、本の体裁(縦書きか横書きか、ページ数、ハードカバーかソフトカバーか、等)、タイトルです。

例えば、価格についても昨今の売れやすい価格帯は1300円前後、1000円でお釣りがくる価格、1500円前後とジャンルと内容でおよそ傾向があるようです。今回は、ビジネス書ということと、ターゲット層を想定しながら最終的な販売価格を検討しています。

ビジネス書であれば、アマゾンで送料が必要にない1500円を考える必要があります。例えば、1200円の本でも1500円未満であれば300円の送料がかかるので、顧客が支払う価格は1500円になるからです。

しかし、別の考慮も必要です。ジャンルを全てひっくるめたとき、日本での書籍販売の1割がアマゾンで残りは全国の書店ということです。アマゾンをひとつの書店と考えると1割の売上は驚異的ですが、残りの9割は紀伊国屋などの大型書店と駅前、空港、駅中の書籍、おっちゃんおばちゃんが営む小さな書店、になります。ちなみに、9割の内訳は地理的に、東京が6割から7割、大阪が2割、その他の地域で1割程度です。当然ですが書籍の販売は人口や書店の数、ビジネスパーソンの人数と高い相関があります。

となれば、読者が実店舗で購入しやすい価格帯も考慮する必要があると言う事です。対象者が本を読む瞬間は、圧倒的に通勤時間です。その時に購入しやすい価格帯や本の大きさやページ数も出版するにあたり考えていきます。

と、まぁ、書籍化するにあたっても様々にマーケティングをしていく必要があるのでしょうね。上記の話は一部ですが、あれやこれやと編集長に教えて頂いていると事です。


早嶋聡史





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