T―ポイントカード

2009年12月11日 金曜日

ファミマで買い物をしてT-ポイントカードを提示します。TUTAYAで書籍や雑誌を購入する時、金額の端数をポイントで清算する事ができます。なんとなく、使っていますが、購買行動を分析されている事を実感します。

例えば、最近はTUTAYAでのCDレンタルを殆ど行っていないので、ファミマのレシートにクーポンが印字されます。

「あたり!TUTAYAレンタルクーポン」です。明らかに、TUTAYAへの購買行動を誘導するクーポンです。このクーポンは、DVD・ビデオ・CDアルバムの旧作が1本無料でレンタルできます。しかも、期間が1週間。

これは、逆のパターンもあります。TUTAYAをよく利用して、ファミマを利用していない場合、今度はファミマのクーポンが印字されるのです。例えば、30円引きのクーポン等です。

Tポイントは、CCCグループのTSUTAYAをはじめ、ファミリーマート、ENEOS、ブックオフ、すかいらーくグループなど、62社の提携先約3万店舗でポイントを取得/利用できるサービスです。月間のトランザクション件数は1億件にもおよぶ国内最大級のポイントサービスで、会員数は2009年10月末現在で3365万人に達します。

企業がお金を払ってポイントカードを導入する理由は、企業の枠を超えた消費者の購買行動を基に、効果的なマーケティングを期待しているのです。ポイントカード導入に費やすコストよりも、それによって得られるリターンの方が大きいと言う事でしょう。

早嶋聡史




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