認知のゆがみ

2009年9月18日 金曜日

人生で最悪の瞬間、あるいは最高の瞬間、人は落ち込んだり、ハッピーになったりするでしょう。その出来事によって人生がどうにかなるかもしれない!と考えるでしょう。



しかし、実際は思いがけない特別な出来事も時間がたつにつれて、こまごまとした日常の出来事の中にかき消され、いつしか新しい状況に慣れていたりします。



ある出来事のインパクトを考える段になると、その事象にだけ焦点をあて、それが人生全体に及ぼす唯一の出来事かのように誇張して考え、本来人が備え持っている適応能力を忘れてしまいます。



人は判断する重要な要素の全てに等しく注意を注ぐ事が出来ないと言われます。そのために最も目立つモノに焦点をあて、他のモノには目を向けなくなります。いわゆる認知のゆがみです。



長い目で見れば、自分たちが考えている以上に新しい環境に適応していき、注意力も日常レベルに復帰します。



しかし、いざ突出した出来事にあった時は、上記のような思考回路にはなれないでしょうね。



早嶋 聡史(はやしま さとし)





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