成果を上げる

2008年12月30日 火曜日

早嶋です。



今朝は、再び空港ラウンジです。昨日は、将来のビジネスにつなげる交渉を1本、営業を2か所で行ってきました。交渉事は無事終了。年末年始は新たなビジネスモデルを練る時間に充てることができそうです。



「成果を上げるためにはどうしたらよいのか?」この問いかけに対してドラッカーは言います。いくつかの簡単なんことを実行するだけと。



1)ビジョンを持つこと。

努力を続けることこそ、老いることなく成功するコツである。



Pheidias2)神々が見ているという仕事観を持つこと。

仕事において真摯さを重視し、誇りを持ち完全を求めることである。



3)日常生活の中に継続学習を取り入れること。

昨日行ったことを今日も行うことに満足せず、何を行うにせよ、自らに対し、常にすぐれたことを行うこと、更に多くの場合、新しい方法で行うことを課すことである。



4)自らの仕事ぶりの評価を仕事そのものに取り組むこと。



5)行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、あらかじめ記録し、後日、実際の結果とひかくすること。

改善や学習を行う中で自らの強みを知り、得意でないことを知ることである。



6)仕事や地位や任務が変わったときには、新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えること。



Giuseppe Fortunino Francesco Verdi19世紀の作曲家ヴェルディが最後に書いたオペラ「ファルスタッフ」は、氏の齢が80際の時の作品です。ドラッカーは、当時の平均年齢が50年そこそこだったときに80際という年齢で、なぜ並はずれて難しいオペラに挑んだのか?という問いにベルディの考えを知ります。「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があるんだ。」



ギリシャの彫刻家フェイディアスの話です。アテネのパンテオン神殿の屋根に立つ彫刻を完成させました。その作品は今日でも西洋最高の彫刻とされる作品。しかし、この彫刻には次のような話があります。彫像の完成後、フェイディアスの請求書に対してアテネの会計官は支払いを拒みます。「彫刻の背中は見えない。誰も見えない部分までを彫って請求するとはいかがなるものか」と。フェイディアス曰く、「そんなことはない。神々が見ている。」



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