原です。
花などの植物が育つには、光、水、栄養が必要です。
もしも、花が咲かない場合は、光や水や栄養が足りないか与え過ぎ、土地が花に適さない、植える時期が違う、害的にやられるなどの何らかの原因が考えられます。大切なことは、花が咲かない原因を調べ解決すべき本質的課題を発見し解決方法を考えることが必要です。
「花よ咲け」と声をかけ気合いを入れても、育て方が間違えば花は咲きません。頑張って育てている人や咲かない花が可愛いそうなだけです。
ビジネスでも同様です。「頑張れば何とかなる!」と考えることなく安易なことを言う人がいます。例えば、業績不振なのに、「現状維持で大丈夫!」と成長時代の仕事内容を繰り返している企業や組織があります。本当に大丈夫でしょうか? ビジネスを取り巻く環境の変化が早く大きい時代。成熟化した日本経済の中では、既成概念からの答えの出し方では、成果や未来に期待できません。 大切なことは、問題から目を背けるのではなく、柔軟な考え方により、業績不振や地域低迷の本質的課題を発見し、解決の方向性とアイデアを発散し、自分たちで答えを創り出す能力が必要なのです。
問題解決の考え方により仮説を考え意思決定した後には、「勇気をもって、思いっきりやりましょう!」。
一歩先を踏み出す行動と検証の繰り返しにより、ビジネスの花は咲くのです。
2022年1月8日 のアーカイブ
花咲くビジネス
職場風土とユーモアについて
安藤です。
コロナ禍もあり、コミュニケーション不足等が挙げられ業務に支障がでたり、メンタル不調の相談が増えてきています。困難な時こそ、職場には雑談、ユーモアが必要です。 一緒に笑うことで社員同士との親近感や信頼感が増していきます。そのことが、モチベーションやエンゲージメントが高まり、会社の業績向上にもつながると考えられています。ハーバードビジネスレビューでは、『多少なりともユーモアのセンスがあるリーダーは、冗談を言わないリーダーに比べて27%多く、部下のモチベーションを高め、尊敬を得ていた。部下のエンゲージメントは15%高く、創造性に関わる課題を解決するチームの数は倍以上だった。これらはすべて、パフォーマンスの向上と言い換えられる。セールストークの最後に、「これ以上は値下げできませんが、うちで飼っているカエルをおまけに付けましょう」などと、愉快な一言を加えるだけで、顧客の購買意欲が18%高まるという研究結果もある。その一つの理由は、一緒に笑うことが親近感や信頼感を高めるということになります。たとえば、初対面の2人に5分間一緒親密度が30%高まった。2人は、一緒に笑った時のことを思い出すだけでも、互いの関係に対する満足度を23%高く評価した。』と述べている。
上司によるユーモアの効果は、職場を対象としたユーモア研究においてもユーモアが生み出すポジティブ感情は集団擬集性を高めたり、集団におけるコミュニケーションを促進することができるといわれています。管理者は職場マネジメントにおいてユーモアを活用すべきだと指摘しています。しかし、企業は職場におけるセクシャルハラスメント防止の義務化やパワーハラスメント対策など、職場に起こりうるハラスメント対策を強く求められていることもあり、雑談・ユーモア表出する機会がなくなっていることが現状としてあります。リーダーは、部下の行動だけでなく、部下の能力を発揮できる職場風土づくりも役割として考えると、上記のように互いの関係に対する満足度をあげるためにも雑談・ユーモアを表出することは必要ではないでしょうか。そのことが、リーダーと部下との信頼関係を構築していけるのであれば、『報告・連絡・相談がない』 『1対1のコーチングを実施しても何も意見がない』 等というようなことは起こりにくいのではないでしょうか。
頭で考えるのではなく情動・感情的反応が大切であり、そのことが上司と部下との個人的な関係だけでなく職場風土を明るくし、心理的安全性にもつながるきっかけになると考えます。
何かお役にたてることがありましたら、気軽に弊社にご相談くださいませ。
思いつきの強化と諸々
早嶋です。
思考は思いつきから始まる。とした場合、思いついた概念を自分が見えるようにすることができる。その内容を自分に説明することができる。そして、はじめて自分以外の他人に説明することができる。その際、相手が理解するか否かは、自分の概念の説明能力に加えて、他人の理解度を把握して、相手が理解できる概念に置き換えて伝える必要がある。
当たり前のことですが、上記を仕事や学問で行うのは結構大変ですね。そのため、日頃から何らかの訓練をすることをおすすめします。例えば、日記です。アナログでつけるもよし、デジタル空間につけるもよし。毎日自分が思いついた概念を文字や図形に落としながら視覚化する作業を繰り返していく。すると、自然と表現の幅や自分の思考の癖が見えてくると思います。
もちろん、思い付くために必要な作業は継続的なインプットです。大学生の時に講義で大学の先生が言いました。”garbage in, garbage out”と。意味の無い入力をコンピューターにしても意味のない出力しか出ないという概念です。人間の脳みそにも当てはまりますよね。脳みそに定期的に良い刺激をし続けることで、いい具合に脳みそが発火して、何らかの出力をする。そんなものでしょう。
その際に、なんとなく考えるよりも、目的を持って考えるとなおよし。となると思います。自分が思考したいアウトプットを意識して、そのためのインプットを継続する。そして定期的に思いついた思考の概念を視覚化し続ける。
ただこれだけのことで、人よりもちょっぴりと評価されるようになると思う。って結構たいへんですかね?
更に、書く能力と話す能力の両方が備わると、もっとパフォーマンスが上がりますよね。そのため、コンサルの訓練には、必ずと行って言語化する能力の強化と口頭でプレゼンする能力の強化が求められます。日々自分が考えたことを何かに書き記し、そのことを誰かに常に伝え続ける。そしてその誰かが理解したかを常に確認する。このルーティンを繰り返すと、きっと多彩な才能が芽生えるはずなのです。
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