原です。
誰でも「なりたい自分」になれます。
自分の「やりたいこと」は何でしょうか。
自分の「やりたくないこと」は何でしょうか。
「やりたいことをやりきった」と思える人生にしたい人は、今すぐ一歩を踏み出しましょう。
そのためには、まずは目標となるロールモデルを見つけ、意志決定と行動することが必要です。
ロールモデルは憧れですが、「なりたい自分」という目標を立て追うという行動をすることで憧れが現実になります。
ロールモデルを見つけ追う中で、ロールモデルと「なりたい自分」はイコールではなくなります。完全にロールモデルと同じ人になる必要はなく、「なりたい自分」になるために、成長しなければいけないことは多く発見できます。だから、ロールモデルは一人ではなく、何人いても良いです。ロールモデルを見つけることができると、やりたいこと探しに迷走したり、回り道をしたりすることが少なくなります。
私の姉と兄は、小学校から親のすすめで書道とそろばん教室に通っていました。
一方で私は、子供心に「強い人間(選手)」に憧れがあり、空手道場、サッカーチーム、野球チームに所属するなど姉や兄とは違う方向に進みました。
それから、大都会の暮らしに憧れがあり大阪の大学に行き、アルバイト先で大阪商人に出会い中小企業の経営者に憧れをもち、地元に帰り地域中小企業経営をサポートする経済団体に就職し社会人をスタートしました。そして、仕事以外では海外で活躍する人にも憧れがあり、休日にはアジア国際交流の社会貢献活動に取り組んできました。
社会人生活の中では、第一線で活躍している経営者、経営コンサルタント、専門家、社会活動家、文化人など自分の目標(なりたい自分)となる複数人の貴重なロールモデルに出会いました。
そして、私の場合は、サラリーマンを辞めビジネスパートナーの協力により、福岡で独立して経営コンサルタントや研修講師、狂言師事と「なりたい自分」を実現してきました。
また、地元では古民家や農地を受け継ぎました。その後、想定外な自然災害に遭い農地は壊滅しましたが、ロールモデルを見習い、昨年から原農園を復興させ自然との調和のある持続可能な生活を実現することができました。
私は、来年50歳になります。
歴史ドラマの1シーンでも見られる「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり(幸若舞:敦盛より)」と言う有名な詞があります。この時代、詞の一つには、人間の人生はせいぜい50年と解釈されています。現代は、人生100年などとも言われ昔に比べて人生は長くはなっていますが、人生は不確実です。
貴重な人生という時間と生命を大切にして、来年も新規の目標の実現に向けてチャレンジしていきます。
2021年12月9日 のアーカイブ
やりたいことをやってみる
これから必要なのは自己概念の再構築
安藤です。
人生100年時代、VUCA時代、第四次産業革命など変化のスピードは速く、どう生きていったらいいのか、働いていったらいいのか。不安に思われている方も多いのではないでしょうか。そのような時代に、現在、キャリア形成においてプロティアンキャリア、キャリア・アダプタビリティがキーワードになっています。
プロティアンキャリアとは、環境の変化に応じて自分自身も変化させていく、柔軟なキャリア形成のことをいいます。「プロティアン(Protean)」はギリシア神話に出てくる、思いのままに姿を変えられる神プロテウスが語源となっており、「変幻自在な」「多方面の」と訳されます。組織内でのステップアップに重きを置いた従来のキャリアにかわり、地位や給与ではなく、自己成長や気付きといった心理的成功を目指す。アメリカの心理学者ダグラス・ホールによって提唱されたキャリア理論です。
「キャリア・アダプタビリティ」とは、個人のキャリアにおいて、変化の必要性が生じたときにその変化を受け入れ、適応できる能力のことをいいます。キャリア研究の第一人者であるドナルド・E・スーパーによって提唱され、その後マーク・L・サビカスが発展させた概念です。マーク・L・サビカスは「キャリア構築理論」を唱え、そのなかの重要概念の一つとしてキャリア・アダプタビリティを挙げています。
上記のような「変幻自在に変化の必要性が生じたときに変化を受け入れ、適応できる」ようになっていくためには、何が必要なのでしょうか。この数年、キャリアデザイン研修、セカンドキャリア研修、そしてEAPで多くの方々とお会いする機会があります。不安を抱えていらして組織や政府に対して不平・不満を口にだされる方も多くいらっしゃいます。しかし、不平・不満をそのままに維持していても前に進めません。私たちは、変化する環境の中で不安は、なぜ起きているのかいわば、不安のメカニズムを知り自律型の人材に自らを育てることがこれからの変化に生き抜いていくことが必要かと思います。*EAPとは社員支援プログラムのことです。
自らを「自律型の人材」に育てていくには、まずは、今までの人生経験で形成してきたアイデンティティ(自己概念)、ドミナント・ストーリー(思い込みの物語り)に支配され、硬直化した心理状態を探りながら、「オルタナティブ・ストーリー(代替の物語り)」と呼ばれる、ドミナント・ストーリー(思い込みの物語り)とは別の物語を創生し、発見していくことが必要と考えれます。自分のドミナント・ストーリー(思い込みの物語り)を少し変え、気持ちが楽になり、新しい自分の発見につながる。そのことにより、心理の好転のきっかけを掴むことに繋がり、自分自身の大きなリソース(能力的資源)を活用しうる可能性の発見などができれば、きっとストレスを軽減することにも繋がり、結果として、今後の働き方に良い影響を与えることができるのではないかと思われます。ある意味では、アイデンティティーの再構築が正に必要といえるのではないでしょうか。
今回は、時代の変化に求められるのは、アイデンティティーの再構築ということについてお書きしました。キャリア形成、セカンドキャリアを構築することにも通じると思います。何かお役にたてることがありましたら、気軽に弊社にご相談くださいませ。
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