原です。
現在の日本など先進国ではモノが溢れています。一方で、その活用度が不足しています。つまり、モノばかりが多く存在し、それを使う人が少ない状態なのです。
解決方法としては、インターネットの発達により「空いているモノ」を簡単に検察することが可能になっています。インターネットで、空いているモノ・場所・人などと、それを必要とする人を繋ぐことで、それまでムダになっていた未利用資源に新たな価値が生まれるという発想法です。
例えば、日本の総住宅数と空き家率の関係では、日本の空き家率が13.5%です。更に、日本は少子高齢化が加速していきますので、空き家率は高まる傾向があります。
近年では、多額のローンを組んでまで新築を購入せず中古物件として空き家を購入する人も増えています。それに伴い、リノベーション(リフォーム改修工事)に特化した業者やテレビ番組(匠によるビフォアアフター)なども話題となっています。
空いている家や部屋を活用した代表的な新たなビジネスモデルとしては、エア・ビーアンドビーがあります。これは、個人の空き家や部屋の貸し借りをインターネットで仲介する会社です。
利用者は、実名やメールアドレスによる本人確認(クレジット決済)が義務付けられていて、インターネット検索により予約。貸す側と借りる側から、それぞれ手数料を受け取ることで収益を上げるという仕組みです。空いている家や部屋を貸す側も収入となり、借りる側も満足度が高くなるなどのお互いにメリットがあります。
私も、親戚から受け継いだ空き家を有効活用するためにリノベーションに昨年から取組み、ようやく完成しました。
エア・ビーアンドビーの活用と地域活性化へのワークショップ塾を開催するなど、多様な方々に場と時間を提供していきたいとワクワクしながら構想を練っています。
空いている資源には、自動車、駐車場、屋上、壁、倉庫、機械、人、時間、場所などが存在しており、インターネットを活用することで、空いている資源とその資源を活用したい人をつなげることで新たなビジネスチャンスは広がります。
まずは、固定概念を外して、空いている資源は何かと視野を広げることからはじめてみましょう。
2016年10月31日 のアーカイブ
空いている資源を有効活用する発想法
女性活躍推進法で女性リーダーは増えるか
安藤です!
昨年から「女性活躍推進における 女性社員研修・女性のキャリア開発研修」が増えています。企業によっては、今まで男性社員には研修を実施していたが、女性のみの研修は初めて、または数年ぶりに実施していると現場の声を伺います。要は、女性に対して人材育成をしてこなかったとうことです。そういう意味では、伸びしろは大きく、また、今の時代に求められるマネジメントスキルである共感力・受容力は、女性が元々持っている能力であり、また、今後に必要な感性は、女性の強みを活かせると信じています。一方では、論理的な思考は男性に比べて弱いといわれています。弱い部分を育成していくことで女性リーダーは増えていくと思います。
女性管理職が多い業界には特徴があります。
帝国データバンクの女性登用に対する企業の意識調査によると、女性管理職割合は平均6.4%ですが、ゼロの企業が50.9%にものぼっています。
従業員における女性従業員比率も20%台なので、管理職になる比率も変化なし。管理職への登用が増えている業種は小売、金融、サービスなど。前提となる従業員としての女性比率が高く、女性の強みである接客部門で管理職として活躍しているケースが多いようです。一方、そうでない企業は、女性社員を増やすことからスタートしています。
また、女性のリーダー育成の妨げになる原因の一つが『仕事と家庭の両立』です。
現在、研修先で既にロールモデルになっている方々とこれから管理職を目指す方々との意見交換会を行っています。事前に管理職候補の方々から質問をいただきます。質問内容は、仕事と家庭の両立(結婚、出産、介護)についてどうしていますか? 他 90にも及び質問があります。
その時に、ロールモデルの方々がおっしゃることで共通点があります。
まずは、やってみること! 悩んだら相談すること! 甘え上手になること! 等です。
既に平成3年あたりから共働き世帯が男性雇用者と無業の妻からなる世帯を超えている時代に入っており、「家事」に関する意識も変化しており、福岡県雇用均等:仕事と家庭の両立実態調査平成25年度のデータでは、家事などは原則的に夫婦で半々に担うのが良いが69.2%。20代、30代の男性の意識が高くなっています。時代は確実に変化しています。
以前は、トップをめざす意気込みに男女で大きな差があることが挙げられます。困難だがやりがいがあり責任の重い仕事に魅力を感じる人の比率も男性のほうが女性より高い傾向があります。しかし、最近の20代、30代の女性の意識も変化が始まっているように感じます。
研修内容については、意識の高い方対象のリーダー研修から、まずは、“意識づけ”からという依頼もあります。その場合、単発の研修で考えるのではなく、経営戦略として女性の力を活かすための中長期でのプログラム(例:ワークライフバランスの導入)が必要になってきます。女性活躍を促進するためには、経営者、管理者、社員全体で取り組むことが必須です。阻害要因によって対策が変わります。経営者であれば、経営戦略として必要であることをまずは理解すること、女性社員自身の場合は、社会動向を理解し、女性自身が自分と向き合って今後のキャリアプラン立てることが先決です。 数年前に、フェイスブックCOO シェリル・サンドバーグ著 『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』が全米でベストセラーになり、日本でも多くの方々に読まれました。
『LEAN IN』は、“一歩踏み出す”という意味です。
お困りのこと、お問合せがございましたら、株式会社ビズ・ナビ&カンパニーへお気軽にご連絡くださいませ!
百貨店の売上低迷と新宿通りの出店ラッシュ
早嶋です。
三越伊勢丹ホールディングスは28日、2017年3月期の連結純利益が前年比で51%減の130億円との見通しを発表している。従来予測2%減から比較すると大きな下方修正だ。
原因は、訪日顧客の消費原則と衣料品の販売不振を示しているが疑義を持つ。売上そのものは3%減少の1.25兆で従来から1100億の減少だからだ。プレスリリースでは節約志向、ネット通販の拡大から雑貨や衣料品の落ち込みを示している。また、訪日客消費は高額品から化粧品などの消耗品に移り購買単価が下落とある。
百貨店のキングでもある三越伊勢丹HDの伊勢丹新宿本店。年間の売上が2600億から3000億でダントツのトップだった旗艦店の売上減少が露呈している。この背景に新宿通り沿いに続々とオープンしている高級ブランド店の路面店進出が関係しているのではないか。
新宿駅の東側の新宿通りの周辺はデパートが多いエリアでしたが、ここ数年、グッチ、コーチ、ルイビィトン、ティファニー、バーバリーなど世界的なファッションブランドがオープンしている。表参道や大手町のようにファッションストリートになっている。百貨店は以前はブランド品にテナンをを貸したて集客を行っていたが、その店舗が自ら路面店を持つと、自ずと顧客は外に出ていくことになる。
現在の出店ラッシュを考えると、訪日顧客が直接高級品を路面店で買っていると考えることができる。百貨店は売上をブランドの直営に取られているだけなのではないだろうか。
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