空いている資源を有効活用する発想法

2016年10月31日 月曜日

原です。

現在の日本など先進国ではモノが溢れています。一方で、その活用度が不足しています。つまり、モノばかりが多く存在し、それを使う人が少ない状態なのです。

解決方法としては、インターネットの発達により「空いているモノ」を簡単に検察することが可能になっています。インターネットで、空いているモノ・場所・人などと、それを必要とする人を繋ぐことで、それまでムダになっていた未利用資源に新たな価値が生まれるという発想法です。

例えば、日本の総住宅数と空き家率の関係では、日本の空き家率が13.5%です。更に、日本は少子高齢化が加速していきますので、空き家率は高まる傾向があります。

近年では、多額のローンを組んでまで新築を購入せず中古物件として空き家を購入する人も増えています。それに伴い、リノベーション(リフォーム改修工事)に特化した業者やテレビ番組(匠によるビフォアアフター)なども話題となっています。

空いている家や部屋を活用した代表的な新たなビジネスモデルとしては、エア・ビーアンドビーがあります。これは、個人の空き家や部屋の貸し借りをインターネットで仲介する会社です。
利用者は、実名やメールアドレスによる本人確認(クレジット決済)が義務付けられていて、インターネット検索により予約。貸す側と借りる側から、それぞれ手数料を受け取ることで収益を上げるという仕組みです。空いている家や部屋を貸す側も収入となり、借りる側も満足度が高くなるなどのお互いにメリットがあります。

私も、親戚から受け継いだ空き家を有効活用するためにリノベーションに昨年から取組み、ようやく完成しました。
エア・ビーアンドビーの活用と地域活性化へのワークショップ塾を開催するなど、多様な方々に場と時間を提供していきたいとワクワクしながら構想を練っています。

空いている資源には、自動車、駐車場、屋上、壁、倉庫、機械、人、時間、場所などが存在しており、インターネットを活用することで、空いている資源とその資源を活用したい人をつなげることで新たなビジネスチャンスは広がります。
まずは、固定概念を外して、空いている資源は何かと視野を広げることからはじめてみましょう。



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