お金と顧客

2008年2月21日 木曜日

早嶋です。



本日は、BPS3期で[提案・企画書の書き方]でした。参加者の方々お疲れ様でした!次回は、[統計をビジネスに取り入れる]です。こちらもお楽しみに!



レビット教授の言葉に「ビジネスを突き詰めれば、たった2つの要素、つまり『金』と『顧客』をめぐるものです。」というのがあります。起業するにはお金が必要ですし、事業を継続していくためには顧客が必要です。そして、既存顧客を維持しながら、新規顧客を獲得するためにはまたお金が必要になります。



これらから、どのようなタイプのビジネスであれ企業にとって『ファイナンス』と『マーケティング』は重要な活動であるといえますね。



マーケティングは売上の仕組み作り、つまり顧客を獲得して維持する活動の全てを意味します。マーケティングの世界では年々、次々に新しいコンセプトが提唱されますが、結局のところ本質的な部分では顧客の維持と獲得に行き着きます。



既存顧客を維持して新規顧客を獲得するためにはお金が必要ですが顧客はお金で買うことは出来ません。いくら企業がプロダクト・アウトからマーケット・インの発想になっても組織の経営指標を利益と売上に徹すると本来のマーケティング活動が阻害されます。



その意味で、顧客はバランス・シートに計上される有形資産よりもぐっと貴重な資産であることを再認識することが大切だと思います。



ソテツ ※何だと思いますか?ソテツの雌花のアップ写真です。長崎では良く見かけますが、福岡には無いですね。



コメントをどうぞ

CAPTCHA