ミドルの役割

2008年1月15日 火曜日

早嶋です。



本日は、朝一の便で東京へ。パートナーの会社と東京の事務所で打ち合わせをした後、製薬会社で来年度の企業研修の打ち合わせ。その後は、財団法人企業活力研究所のH19年度の人材育成研究会にオブザーバーとして参加させていただきました。



人材育成研究会の今年度のテーマは、「企業内ミドルマネジメントが十分な役割を果たすための人材育成に関する研究」です。今回は、全6回のうちの第5回目とあり、報告所にまとめるためのディスカッションが中心でした。大企業の人事のリーダーとディスカッションをする貴重な体験をさせていただきました。



その中で感じたことですが、以前、紹介したマネジメント・コントロールの3つの視点の重要性です。



 1)「何をすべきか」が分かっているか?

 2)「意欲のレベル」は十分に高いか?

 3)「個人的な能力」は足りているか?



経営管理を行っていくうえでは、企業のトップであれ、ミドルであれ自身の役割が明確になっている(「何をすべきか」が分かっている)、マネジメント能力の修得が十分である(「個人的な能力」が足りている)、モチベーションが十分に高い(「意欲のレベル」が十分に高い)、の3つがそろって初めて機能するということを実感させられたディスカッションでした。



もうひとつ。ダニエルピンク氏が指摘するハイタッチの部分が非常に重要な能力となっていることを実感。日本を代表する多くの人事のリーダーが口を揃えて人間味の重要性を指摘していたからです。



今回は、オブザーバーとしての参加でしたが、今後もこのような場に参加させていただき見識を広め、そこで得た体験や知識を皆様に共有していきたいと思います。



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