エコバッグ

2008年1月9日 水曜日

早嶋です。



セカンドライフ。と言っても、リタイア後の人生でもなければ、リンデンラボ社が提供するオンラインサービスでもありません。スイスでは、廃棄される素材を利用したエコバックがいくつか登場しています。



日本でも人気のフライターグ。こちらの本拠点はチューリッヒです。フライターグは、フライターク兄弟が創り出すオリジナルバックブランドで生地はトラックの幌を使用。そして、ベンツやBMWなどの廃車のシートベルトをそのままバックのベルトやストラップに利用し、自転車のインナーチューブが縁取られているバックです。



バックのデザインは、生地の裁断を利用して、もともとのトラック会社のロゴやデザインを上手く利用しています。自転車便のメッセンジャーが良く利用しているので見かけたことがあると思います。



コル.パートは米袋のセカンドライフ。デザイナーはローザンヌ出身のニナ・レバーさん。元ジュエリーデザイナーでしたが、主人の仕事がきっかけでスイスから遠く離れたカンボジアに滞在することに。その地でであったのが米袋。こちらはエコバックと言うことで製造にもこだわっており、利益のみを追求する企業とは組まずにカンボジアのNGOにバック製造を依頼しています。



ニナさんは、エコバックをファッションとして捉えていますが、流行のお洒落を超えて普段着として定着させるように活動し、リサイクルやオーガニック素材を使った商品を世の中に提供しています。



エコバッグがこれだけ注目されているので、多くの企業はノベリティーグッツとして注目しています。こうなると環境問題に対応しているのか、マーケティングとして上手く波に乗っかっているのか少しクエスチョンマークですが、結果的にエコバッグが日常に浸透すれば結果オーライでしょうか。



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