花粉症ビジネス

2006年2月15日 水曜日

早嶋です。



本日のビズ・ナビは、長田と佐藤が鹿児島遠征のため午前中はひっそりとしていました。午後は、北九州と小郡より、それぞれ来客があり、わいわいと賑やかな一日でした。来社された診断士の方が、鼻をぐすぐすされていたので、「花粉症ですか?」と問いかけたところ、「万年アレルギー」との事でした。そろそろ花粉症の時期ですね。



この時期になると、ちらほら、マスク姿の人が増え始め、ひどい方はメガネをかけて、花粉対策用のコートなんかを身にまとう。東京で勤めていた頃は、そんな光景が当たり前でした。



今年の花粉状況を調べたところ、花粉症の方々には朗報のようです。本格的な花粉の飛散は今週末頃より始まるようですが、今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、かなり少なくなるとの事。爆発的に多かった去年に比べ、10-20%程度減り、例年比では半分程度になる見通し。これの原因は、去年夏の日照時間が平年を下回った事で、スギ・ヒノキの雄花の育成が悪かったのが幸いしたようです。



ところで、日本の花粉症、いったいどれくらいの人が悩まされているのでしょう?調べたところ、東京ではおよそ5人に1人、全国ベースで1300万人程度が花粉症と戦っているようです。実に日本人の10%が花粉症に悩んでいる。しかも一度発症すると直りにくい。花粉症は実に大きなビジネスチャンスを秘めているのですね。



2003年に花粉用の立体マスクを発売したユニチャームは、2004年、2005年と目覚しい伸びを見せ、一躍マスク市場のトップブランドとなり30%程度のシェアを占めています。今年は、「ユニチャーム超立体マスク」花粉用を改良し、1月6日から全国で販売しています。花粉の量が少なくても、立体マスクを一度使ったユーザがリピートして購入することでしょう。ユニチャームの株価は、花粉症のシーズンとともにじわじわ上昇することでしょう。

















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