ネットコミと普及理論

2007年6月7日 木曜日

早嶋です。



先日、CGMについてコメントしましたが、このようなメディアから口コミを誘発するプロセスはイノベーションの普及理論に照らし合わせて考えると分かりやすいです。



普及理論では、イノベーションを取り入れる消費者を5つのカテゴリーに分けています。それぞれ、イノベータ、アーリーアダプター、アーリーマジョリティー、例とマジョリティ、そしてラガードです。



普及理論によると、イノベーションははじめのイノベーターから普及しはじめ、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの順に伝播します。口コミの伝播もこのプロセスに似ています。



インターネット事情に当てはめて考えると、イノベーターとアーリーアダプターに相当するのがアルファブロガー(※1)とBリストブロガー(※2)です。そして、アーリーマジョリティが一般のブロガーやmixiを綴っている人、レイトマジョリティが、個人から情報を発信していないけどネットを活用している人、ラガードはネットにアクセスしない、出来ない人です。



※1:アルファブロガー(Alpha Blogger)

ブロガーの中でも特に議題設定効果が高く、他のブログへの影響力の強いブログの書き手のこと(ウィキペディア(Wikipedia)参照)



※2:Bリストブロガー

米国ではアルファブロガーをA-list Bloggerと呼ぶため、その次に波及力の強いブログの書き手のこと



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