将来を作る仕事

2013年6月4日 火曜日

多くの企業が時間に追われている。
商品開発を一生懸命に行っているが、そもそも納期が遅れている、トラブルを発生した処理に追われている。
が、これらの仕事は過去に発生した仕事であり、その場の解決をはかったところで将来の反映につながるものではない。
ある程度の規模になると仕事の中身によって細分化されるが、時間軸によって細分化しているとこは少ない。
事業部や機能に分解されることはあるが、将来にフォーカスした部隊は少ない。
企業の経営企画室は本来、将来の仕事をつくることをミッションにすべきが、直近の未来と過去の調査に追われている。
あるいは社長のご意見番になり、意思決定をするための調査や分析に追われ、自分たちがどうすべきかの提言を控えている。
企業が成長するためにはマクロ的な挙動、ミクロ的な分析をふまえて5年、10年先のビジネスに投資し続ける必要がある。
これまで大きかった企業も過去の現実に追われている活動になれてしまって将来を見いだす、将来を切り出す活動を忘れてしまったのでしょうか。



コメント / トラックバック2件

  1. あつろう より:

    日々のルーチンに忙殺されるの
    ではなく、
    ミッション、ビジョンに向かって行動する。
    わかってはいるんですけどねえ

  2. biznavi より:

    ほとんどの人がわかっているのでしょうね。でも実際に行動する人は少ない。だから差が出るのかと。

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