さかさまにできるビジネスモデル3

2012年9月12日 水曜日

早嶋です。

通常、お金を払っているけれども、もらう事を考えられないでしょうか?あるいは、お金をもらっているけれども、払わなければならない事って無いでしょうか?

逆さまにできるビジネスモデル。前回まで(http://www.biznavi.co.jp/blog/archives/2438)に体系化したものは、
 1)通常は労働や仕事だと考えられることを体験として売る発想
 2)宣伝の変わりに無償で提供する発想
 3)プレミアムを提供することでお金を頂く発想
でした。

加えて、4)一方には価値が無いが他方には価値だと思える発想
を追加しました。

例えば、古民家を取り壊す場合は、100年前の建具やハリなど、建物自体が壊れていても価値があります。住んでいる人にとっては単なるオンボロですが、古民家を探求する人にとっては宝物です。通常はゴミとして捨てていたモノに高額の価値がついて取引されています。

例えば、米軍の放出品。軍事マニアにとって迷彩カラーのグッツはどれも心をくすぐります。軍からすると、既に耐久性等が落ちて使えなくなったもので、ゴミとして処理するのにお金がかかります。しかし、専門の業者がいて、一挙に買い入れてくれます。軍にとっても処理費用として出ていくのみならず、幾らかのお小遣いが入ってきます。放出品を買い取る企業としては、そこに価値を乗せて販売することで利益をえます。廃品回収、骨董品屋さん、リユース企業。全てこのような発想ですね。



コメント / トラックバック1件

  1. biznavi より:

    カットモデルなども相当しますね。

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