マーケティングで大切なこと

2011年10月2日 日曜日

早嶋です。

マーケティングって、利益を継続的に得ていくための仕組み作りです。仕組みがあることは大前提です。仕組みをつくる過程において、理屈だけでもNGです。理屈に加えて感性が必要です。理由は顧客が購買を行う場合、理屈は5%程度で感性が殆どをしめるからです。だからと言って理屈を抜くと、再現性が取れなくなります。従って、理屈と感性の両方を考えながら仕組みを作っていく作業です。

仕組みを作っていく過程において、必ず実践が伴います。仮説だけでもダメだし、実践だけでも行けません。実践とは顧客を徹底的に観察して、手間をかけて細かな作業を積み重ねる作業です。頭の中の理屈の作業だけでは成し遂げれない、これがマーケティングです。

そのために必要なことがあります。それは継続的な執念です。マーケティングで失敗しないことはありません。大切なことはその失敗を繰り返しながらも挑戦し続けることです。これが組織としての文化になる必要があります。なぜならば、マーケティングを個別最適で行っても、結果が出ないからです。全体最適で行うためには必ず組織で取り組むことが必要です。組織の中に、また失敗しているよ!などと考えて手を抜くような雰囲気になれば失敗を活用することが極めて難しくなります。文化、それは失敗しても継続的に信念と情熱をもって取り組む姿勢です。

マーケティングを科学すれば科学するほど、右脳が果たす役割が大きくなるのです。しかし、左脳を無視してもいけない。深いー。



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