グローバル化における意思決定

2011年8月1日 月曜日

早嶋です。

企業のグローバル化が進む中、日本企業が海外での活動において様々な局面で問題が生じています。マッキンゼーの7Sに沿って、本日はStyle、経営スタイル、社風について考えてみました。

日本と世界、良く話題に出る内容で意思決定のスピードがあります。日本企業の傾向は、意思決定が遅く、そもそものオーナーシップが不明確という点です。組織によっては意図的に責任の所存をあいまいにしている感じも受けます。

従来のように、国内だけでビジネスをしている内は良いでしょう。しかし、相手がローコンテキストな人種を相手にすると、この方法は通じにくいでしょう。これは対社内の組織、対社外の組織、そして顧客に関してもしかりです。日本の意思決定のスピードの遅さと曖昧さを体験した企業は、しびれをきらしている事でしょう。

ボトムアップから組織を動かすのは日本の強みでしょうが、トップダウンで進めていくプロジェクトに対しては、かなりのんびりなのです。結果、組織のあちこちで混乱する結果を生んでしまいます。



コメントをどうぞ

CAPTCHA