ブレストの仕方

2011年6月21日 火曜日

早嶋です。

ブレスト。ブレーン・ストリーミングの略称。アレックス・F・オズボーンによって考案された会議方式のひとつです。
やり方は様々にあり、オリジナルの方法もありますが早嶋がファシリテーターを行うときは次のように行っています。
1)まずは、ブレストのルールをチームに説明する
2)ブレストの成果物をチームで共有する
3)その成果物を個人で考えてもらう
4)その内容をチームで考える
です。

1)では、ブレストは①アイデアの質よりも量を重視する。従って、同じようなことだと思っても必ず発言できる雰囲気が大切。②参加者の発言を否定しない。皆が発言を受け入れる雰囲気が大切。③楽しむ。最も需要なことはブレスト自体を楽しんで積極的に行える雰囲気が大切。というようなルールをチームで共有します。

2)では、これから行うブレストが何のタメに行うのか?目的は何か?何を成果とするのか?を明らかにしておきます。例えば、あるアイデアや概念に対してあらゆる方向から議論することが目的!などです。

3)ここはポイントです。ある程度問題意識が高いチームであれば、いきなりチーム戦を行っても良いでしょう。しかし、3分程度の短い時間でもOKですので、2)のテーマに沿ってまずは個人で考えてもらいます。この時に、例えば紙にその内容を書いてもらう、などすると特に日本人には有効です。発言するのは慣れていないけど、筆記試験には慣れているので、なにか書いてくれる傾向が強いのです。

4)そして、それぞれが発表しながら、互いのアイデアをぶつけては議論を深めていきます。時々、脱線する場合があれば、それはファシリテーターが適宜、2)の目的や成果物を明らかにします。

というのがブレストです。アイデアがでない!議論が活発化しない!とお悩みの方々は、早嶋に連絡を!必ず意義ある会議に変えて見せます。

感謝!



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