大学卒業はスタートライン?

2011年4月14日 木曜日

先日、BBTボンド大学MBAプログラムをこれから受講する方にお会いしました。6月からの受講に際して、ボンドの実態がどのようなモノなのか、ざっくばらんにお話したい、とのことでした。そこで、ボンドでの生活やカリキュラム、受講の仕方、スタディーツアー、ネットワーク、キャンパスの話など、情報共有しました。

少し前に、ボンド大学のカリキュラムのペイドパブに強力させて頂きました。こちらはBBTボンド大学MBAプログラムの宣伝を兼ねて、日経ビジネスに掲載されています。ボンド関係者は3人。私を含め、各々がボンドで学び、自分のビジョンを達成するためのツールとしてMBAを使っていました。今回のインタビューはJMAA(日本M&Aアドバイザー協会)の設立メンバーが、なぜボンドで学び、協会を立ち上げるに至ったのか?についてインタビューを受けています。

もう少し前に、ボンド大学の卒業祝賀会に参加しました。ボンド大学の公式な集まりは数年ぶりのタイミングでした。久々に参加しても、ネットワーク上でやり取りを行っているため、初めて会うのに既に面識がある方が数名いました。ディプロマを取った卒業生のスピーチで、目的意識が強かった方は、既にボンドでの経験をどのように活用するのかのビジョンがありました。一方、残念ながら意識が低かった方は、これから何をするのかを考えていく、というようなコメントでした。

早嶋は、ボンド大学で経営を学び、今はそれを実践しながら、仕事を創っています。これはボンド大学だけではなく、全てにおいて言えることです。大学や塾、習い事は何のために行うのか?明確でないまででも、目的を持って行っている人と、目的が無くなんとなく行っている人では、その過程を終了してからの活動に大きな違いが出ていると思います。

大学も叱りです。目的が曖昧なまま卒業すると、そこで学んだことを活かすことができずに、もとの自分に戻っています。卒業することをゴールにしている人は別として、卒業して何をするのか?在学中にしっかり考えながら取り組むことが大切だと感じます。


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コメント / トラックバック3件

  1. ぐるぐる より:

    〉 ボンド大学で経営を学び、今はそれを実践しながら、仕事を創っています。
    素晴らしい。「仕事を創る」というのが、いいですね。ほんと、その通りだと思います。医者になる、弁護士になる。そんな目標がある人は、進路を迷いません。医学部であり、法学部ですから。プロ野球選手になる、という目標も、迷わない。たとえ高校でドラフトに掛からなくても、野球の強い大学、社会人チームに進むと決められますから。
    対して、経営者になる、というのなら迷いますね。経済学部?経営学部? そこで何を学ぶ? 大学に進学して何をする? 大学・短大進学率が5割を超えた今、「行くのが当たり前だから」という理由で進学するのであれば、何も学べないでしょうね。
    ま、大学はともかく、大学院に行こうという人は、そんな人は少ないと思いますが……。意識の低い人もいるようですね。
    もちろん、医者になる、弁護士になる、プロ野球選手になる、経営者になる。という目標でも、もっと具体的である方がいい。日野原先生のように優しい医者になる、橋下先生のように弁舌のたつ弁護士になる、孫社長のようにデカい会社を起こす、と。目標があって、はじめて逆算して、やるべきこと、が見えて来るのでしょう。
    ほんと、幼少時からの教育、しつけ、親の思想・環境・家庭の雰囲気にかかっていると思います。

  2. 早嶋 より:

    コメント、ありがとうございます。
    環境ってとても大切ですね。
    東京の友人です。東京の企業に入り、父親が経営者だったので、自分もここ(前早嶋がいた会社)で経験を積み、ベンチャーに行き、最後は会社を継承する。入社した1年生の社員が8年後の自分を語っていました。彼にとっては当たり前、早嶋に取っては、ただ圧巻でした。

    現在。ビジネススクールのある種の洗脳?のせいか、入社当時の友人と同じく、ビジョンを持って動いています。といっても上手くいかず、なんども失敗の繰り返し。いやーガンバって行きましょう。

  3. ぐるぐる より:

    経営者、とくにオーナー経営者は、子息の教育に厳しいでしょう。洗脳でもいいと思います。それに染まるか、打ち破るか。染まるにせよ、打ち破るにせよ、どこかで壁にぶつかり、考える。それの繰り返しだと思います。一方、甘ちゃんで育てられると、苦しむでしょうね。一生挑戦ですわ。

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