情報化とアナログ

2006年8月2日 水曜日

早嶋です。



今朝、会社で使用している外付けのHDD(ハードディスクドライブ)にアクセスしたら、ネットワークエラーが出ていました。どうやらHDDに不具合が発生しているようです。HDDを見てみると、異常を知らせるランプが点滅しています。



原因を調べるために、説明書を探しましたが、紛失したらしく見つからない。どうしよう。そこで、HDDの製造元(BUFFALO)のホームページ(HP)を見ることに。該当商品のページから、ダウンロードサイトへ。そこから取扱説明書のページを見つけました。今の世の中すごいですね。説明書などは、メーカーのHPから簡単にダウンロードできるのです。



この種の製品は、問題や不具合を特定できるように、信号を出したり、メッセージを出す仕組みが実装してあります。ですので、HDDの信号から、HDDのファンに問題があることが直ぐに分かりました。ファンの部分は、自分で修理できる範囲ではなかたので、修理してもらおうと決めました。「あっ、でも取説も保証書もなくしてしまったんだっけ?」



ともかく、購買元(ビックカメラ)のカスタマーセンターに連絡し事情を説明しました。すると、HDDの保証に関しては、購入履歴が特定できれば、保証書の再発行が出来るとアドバイスをもらったのです。すぐさま、購買した店舗に電話して再度、事情を説明しました。



「・・・ということで、購買履歴、残っていますか?」これも明快。ポイントカードに購買履歴が残っているのです。カードの番号を伝えると、その場で購買履歴の確認がとれ、無償で修理をしてもらえることになりました。



今朝の出来事は些細なことですが、改めて情報化社会を感じました。取扱説明書のようなデータは、個人で管理しなくても、必要なときにメーカーのサーバーを見に行けばつでも調べることが出来ます。また、購買履歴のような個人のデータでさえも、いつ、どこで、何を買っているか?と言った事が瞬時に調べられます。



また、改めて感じたことは、そのサービスを提供する人の存在。このような情報技術を使っても、それを伝えたり、利用するのは人間。サービスセンターや、サービスデスクが機械の音声でなく、生身の人間の声だったら、それだけで安心します。世の中、どんどん便利になり、情報化が進んでいますが、最終的に重要な場面はやはり生身みの人間によるサービスが、もっとも安心するモノかも知れませんね。



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』『ブログマーケティング結果報告』をご覧ください。



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