機会損失と生涯価値損失

2010年3月8日 月曜日

ある飲食店にてランチ時間のこと。近所のランチにしては客単価が少々高めであるため、ここ半年くらいはお客さんの入りが少ないようです。

ここの料理が好きで思い出したら通っていました。これまでランチ時間が始まる前くらいからほぼ満席になっていたのですが、今はガラガラです。少しさびしい気がします。

そんな中、テーブル席に座ろうとしたところカウンターの席を案内されました。聞くと、お客さんが来るから、と。しかし、店内はガラガラです。カウンターが嫌なら帰ってくれ、といった内容でお話をされました。

飲食店として、2人のお客さんを4人掛けのテーブルに座らせる事は非効率でしょう。しかし、今の状況でも半年とか1年前の接客をしている事に驚きました。結果的に我々以外、ランチタイムに来ることはありませんでした。

その瞬間に提供できるであろうサービスを提供できないのは機会損失になります。しかし、今回の接客、世の中の動きを考えないで従来通りのサービスを提供していれば生涯価値を損失する事になると思います。

早嶋聡史



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