クリスマスマーケット

2009年12月23日 水曜日

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ドイツはクリスマスの本場なのですね。ドイツの人々にとってクリスマスは1年を締めくくる大切な行事です。毎年、クリスマスの約4週間前から、規模の大小はありますが、ドイツ全国の都市でクリスマスマーケットが開催されます。

各地の中心地の広場に彩り鮮やかな露店が軒を連ね、クリスマスに関連する様々な商品が販売されます。ツリーのオーナメントやくるみ割り人形などのおもちゃ、レーブクーヘという名のクッキーやローストアーモンドやリンゴ飴、伝統的なドイツ料理など、クリスマスマーケットにいるだけでたっぷりお腹と心を満たす事が出来ます。

クリスマスマーケット、観光客も大勢来ている事でしょうが、地元の方々が一番楽しみにしているようですね。中にはスケートリンクがあったりして、家族でクリスマスの行事を心から楽しんでいる事が分かります。

人を呼ぶのにお金をかけている世の中、このような素朴な行事こそが人の心をウキウキ飽きさせることなく足を運ばせる要因なのでしょうね。売られている商品はどれも工夫されていて、その土地土地のオリジナリティを感じさせます。そして、売っている商品の値段は決して高くありません。家族みんなで楽しめるのもポイントでしょうか。

ツリーの飾りやオーナメントは少し値段が高かったですが、お話を聴いていると、毎年少しずつ買い足していき、徐々に完成させていくのが、ドイツ流の楽しみだそうです。時間をかけて毎年楽しみながら少しずつ。永遠に続くイベントのキーワードかもしれません。

早嶋聡史



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