DVD規格

2006年5月9日 火曜日

早嶋です。



本日、ビズ・ナビ&カンパニーのオフィスでHDDレコーダーを購入しました。こちらの製品は、DVDレコーダー付です。さて、DVDに関してですが、ビデオテープのベータ版とVHSと言った規格論争が当時あったように、DVDに対しても依然としてその規格闘争が続いています。



そもそも、DVDは、ハリウッドの要求より、CDと同じサイズで高画質・長時間記録が可能な媒体・LDの代替が可能な次世代デジタルメディアとして開発されたと聞きます。ですので、当初は、動画(映画などのコンテンツ)を記録することを主として考えていました。しかし、その後、次世代汎用記録メディアとしての色が強くなり、民生用の映像・音声・情報メディアを融合した、多目的なメディアとしての目的が強くなりました。



この中で、各メーカーが独自の規格を作り、多数の規格が存在するようになっています。コンテンツを握るハリウッド、メディアやドライブの生産を行う製造メーカーが複雑に絡み、現在ではメーカーが幾つかの陣営と分かれる形になり、DVD-R/+RやDVD-RAM/RW/+RWなど,類似の規格が存在しています。皆、市場でデファクト・スタンダードを争う結果となったのです。



このような規格闘争に対して、ユーザーの意識を調べた調査報告によると、64.3%のユーザが次世代DVD規格の対立は迷惑だとしており、歓迎すると言った声はわずか14%にとどまっています。一般ユーザは次世代DVDを選ぶ際の基準は、「対応するソフトのラインナップ」と言うものが首位を占めていました。ベータが駆逐された当時も、ベータに対応するソフトがVHSに対して少なかった事を思い出します。



企業間の熾烈な争いは、いざ知らず、ユーザの意識は、迷惑の一言。この規格闘争、どうにかならないものでしょうか?



—ただ今、ブログマーケティング実験中。—



実験の詳細は、『ブログマーケティング実験』をご覧ください。



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