利き脳どっち?

2009年10月6日 火曜日

brain-map




皆さんはどちらの傾向が強いですか?



情報を処理する時。

1)言語で物事を考える癖があり、直列的に情報を処理する。考え方は常に直線的で秩序立っている。

2)視覚的なイメージで物事を捉え、並列的に情報を処理する。考えるときは常に全体を見ることが出来る。



意思決定をする時。

1)判断を下す時、事実や数字や市場の動向など、調査結果による裏付けを得たいと考える。決算情報や株価で手腕を評価される世界に身を置いている傾向が強い。

2)根拠となる材料が乏しくても、直観で判断を下したりする。創造性を求められる世界に身を置いている傾向が強い。



スピーチをする時。

1)演壇の後ろに立ち、あらかじめ用意された原稿を基にスピーチを行う。PPTなどのプレゼンツールを見ても視覚的な表現よりも言語的な表現が多い。常に言葉を用いた説明を行う。

2)スクリーンの前に立ち、時には動きながら、図や絵を使いながら話をする。PPTなどのプレゼンンツールでは視覚的な訴求が多く、その資料を見ながらイメージを言葉に置き換えるように説明を行う。



読んでいて、途中で推測が付いたように、前者1)は左の脳が果たす役割を、後者2)は右の脳が果たす役割をコメントしています。



近年、fMRIなどの医療機器の発達によって脳の機能が証明されつつあります。そしてこれの分野の研究結果を経営やマーケティングに利用している企業がたくさん出てきています。



事実、マーケティングの世界ではニューロマーケティング(脳科学的アプローチをベースにしたマーケティング)は非常に重要な役割を占めています。



大切な事は、自分の傾向を知り、その特徴を理解する。そのうえで、発想や意思決定の仕方を整理して、自分だけでは足りない場合、違った種類の脳を活用する事でしょう。



人の脳、これも立派な経営資源です!



早嶋 聡史(はやしま さとし)





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