承認する⑨

2009年8月8日 土曜日

早嶋です。



今回もコーチングの基本スキル「承認する」の3つ目「しかる」(相手の不適切な行為・行動に対して改善提案する。)についてです。



しかるは書くほうもつらいテーマなので足早に行きます。とはいえ、しかるも重要なのです。コーチングというと「ほめ活かし、ほめ育て」が重要で、とにかく、ほめればいいと思う方もいますが、「ほめる」と「しかる」は車のアクセルとブレーキのようにどちらも必要です。



大事なのはその「しかり方」であり、その場で、具体的に、を先週お伝えしました。

今週は、しかる場合の10ヶ条をお伝えします。



1 相手を責めない

2 一緒に○○しよう という気持ちで

3 相手の人格を否定しない

4 相手にレッテルを貼らない

5 他人と比較しない

6 相手の成長を認めてあげる姿勢で

7 過去の失敗を蒸し返さない

8 成功イメージが浮かぶような言い方で

9 しかった後は必ずフォローする

10 長いお説教よりも短いメッセージで



どうでしょうか。私自身あまり実践できていない10ヶ条です。こうしてみても、やはりほめると一緒です。怒る=噴火爆発ではなく、しかる=温泉のイメージです。





今週のやってみよう:



『一緒に温泉に入っているイメージを持ちながらしかってみよう!(もちろんむやみやたらにしからないこと)』



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