福岡MKタクシー

2009年1月30日 金曜日

早嶋です。



黒船本日、黒いタクシーが福岡の街を走り出しました。MKタクシーです。ご存知の通り、MKタクシーは「良いものを安くサービス良く」を売りに、商売人が考える当たり前のコンセプトをタクシー業界にいち早く取り入れている企業です。



MKタクシーは昭和35年に青木定雄氏が京都で創業し、まもなく50周年を迎える企業です。京都、東京、大阪、神戸、名古屋に営業拠点をもち、今春、札幌、横浜、滋賀、広島、福岡で開業を始めています。「MKタクシー緊急全国雇用創出計画」では、全国1万人の新規雇用を打ち出す!ということで話題になりましたね。



さて、MKタクシーの売りです。福岡市やその周辺で営業する多くのタクシー会社は昨年11月に小型の初乗りを1.2キロまで550円に値上げしています。そのような環境の中、MKタクシーは中型車、大型車でも初乗りを500円に設定しています。また、距離に応じた運賃も他のタクシー会社より約1割ほど安く設定しています。



MKタクシーの売りは、安さに加えてサービスの良さがあります。運転手さんは黒のスーツに身を包み、お客さんが乗り降りする際に降りてドアを開けてくれます。福岡でも同様のサービスを提供するようです。



福岡では50台からスタートするようですが、そのうち1割の5台がエスティマハイブリット。HPを見ると、3列目の席を取り外し足を伸ばせるようにしているので3人しか乗れませんが、これは当にタクシーのビジネスクラスですよね。予約する際は、別途1000円が必要ですが、それでも料金体系は他のMKタクシーと同じ。魅力的です。



もうひとつが「MKタクシー中洲のりば」の存在。MKタクシーに乗りたい!と思っても乗れない場合。または、中洲でタクシーを捕まえたい!と思っても自分の好きなタクシー会社を選べない。そんなときは、MKタクシー中洲のりばまで行けば、MKタクシーに乗れるというわけです。このサービスも顧客のことを考えていますよね。



他のタクシー会社は黒船到来!と言っていますが、否定的にならずに見習うべきです。例えば、「○○に行って下さい!」といってもタクシーの運転手は確認することなく、返事することなく、黙って出発する人がいます。お金を支払うとき、大きなお札で支払おうとするととても嫌な顔をされます。これって、放漫以外表現のしようがありません(ブログ「タクシー」参照)。全てのタクシーが悪いと言っているのではありません。どのような企業であれ、経営努力を怠ってはならないと言っているのです。



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