プチ贅沢商品

2008年11月30日 日曜日

早嶋です。



経済低迷が続く中、消費者の気持ちとしては、日常生活の中において気持ちの面では贅沢でもしたいもの。おそらく、このような心理状態を多く抱かれる方が多いのでしょう。



格差社会が社会現象になり所得の二極化に伴って消費スタイルが二極化する。だからと言って全て安いもの、ワンランク質を落としたものでは、気持ちも満たされない・・・。そこで近年、手の届くプチ贅沢商品が脚光を浴びています。



ultimateこだわり消費としても注目されていましたが、少し現象としては別と捉えることが出来そうです。例えば、ラーメン。普段食べるとしたら、500円程度ですが、1000円程度のラーメンが良く売れています。例えば、ハンバーガー。普段食べるとしたら200円程度ですが、500円から1000円のハンバーガーが売り切れています。例えば、キャラメル。1つ20円から100円程度のものが、300円から500円するキャラメルが売れています。例えば、もやし。1袋30円程度のものが50円から100円で売られています。



上記の価格帯は、通常の常識で判断すると2倍から3倍の価格。しかし、元々の価格が高いものではないので、手が届かない価格ではない。例えば、非日常を体験したいけど、そんなにお金が出せないとき。友人の家にプレゼントを持って行きたいけど、そこまでお金をかけられないとき。上記のような価格帯の商品を利用することで気持ちは満たされるのではないでしょうか?



上記の商品をプチ贅沢商品と名前をつけたとき、プチ贅沢商品になりえるのは、1)元々の単価が安い商品、2)庶民にとって高級品というイメージが少ない商品、3)価格を2倍から3倍に引き上げたとしても、買うことが出来ない価格帯ではない、商品です。



身の回りにプチ贅沢商品としてなりえるもの、上記を考えると様々にありますね。



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