アドバイスする

2008年11月29日 土曜日

長田です。



業務の遂行の支援をする上で、或いは部下の成長を支援する上で、アドバイス

をする機会は多いと言えます。多くの企業でOJTの中にアドバイザー制度を

設けて、先輩が後輩の面倒を見るという仕組みを持っています。このような場

合、明らかにアドバイスを与えることが期待されていることは間違いないで

しょう。適切なタイミングで適切なアドバイスをするということは、業務の遂

行を支援する上でも部下や後輩の成長を支援する上でも非常に重要な意味を持

つものと思います。



大切なことは二つあります。一つは「適切なタイミング」で「適切な内容」に

ついてアドバイスするということで、これが非常に難しいところです。適切な

タイミングというのは、相手にとって適切であるということです、決して支援

する側にとってではありません。適切なアドバイスも同様、相手にとって適切

なタイミングでなければなりません。もう一つは決して押し付けないことで

す、そのアドバイスを受け入れるかどうかは、相手が決めることです。



適切なタイミングとは相手が「教えて欲しい」と思っている時です。「教えて

やりたい」、「もっといい方法がある」と思ったら、「良い方法を知っている

けど教えようか?」ときいてみてください。「適切な内容とは、相手が「知り

たい」と思っている事柄です。「今ききたいかい?」と尋ねてみてください。

声をかけるにもタイミングが必要です、相手をよく観察してください。ここぞ

と言う時にかけてもらえる声はまさに「天の助け」です。欲しくもないとき

に、欲しくもないものを押し付けられるのは「迷惑」「おせっかい」です、ア

ドバイスも同じです。



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