Bond大学のメルマガで、「MBAで学んだ後、経営や経済状況の事が分かりやすくなりました」という内容のコメントが載っていました。
確かに!
アメリカの心理学者で知識と記憶の関係を研究されている方がいます。その方の結論では、人は知識があるほど学びやすい!ということです。心理学者曰く、事前に対象とする分野についてどれだけ精通しているか?どれだけ知識を持っているかによって、人の記憶力や理解力が高まると言います。当たり前のように聞こえますが、なるほどです。
知識を得た人の方が理解力が増し、記憶力が高まる理由です。1つは、その分野に精通している事で、既存の知識が使えるという事でしょう。そのため、ゼロから理解したり覚える必要は無くなります。
2つ目は、その分野の知識が事前に構造化出来ている事です。構造化される事によって、これまで未知の知識や理論や概念でおいても整理しやすくなります。これは理解を高め記憶しやすくされると思います。
物事に精通している人は、つまり、どんどん知識と記憶を増やしていく、という事です。
確かに!
でも、これって誰でもできる事ですよね。始めは全く知らない事でも、興味を持って知る事によって、徐々にベースが構築されます。後は、継続していく事によって理解と記憶が乗数効果で伸びていくというわけです。乗数効果で伸びる手前で学習をやめてしまうと、せっかくの乗数効果による学習の理解促進と脳みその活性化が得られない!という事です。
諦めないで続ける事は素晴らしい事なのですね。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
2009年9月 のアーカイブ
知識と記憶の不思議な関係
節約モード時のヒット商品
節約モードの世の中、それでも売れているモノはあります。
例えば、圧倒的にバリューな商品。ネットブックやウルトラモバイルパソコンと言われる5万円を割る価格帯のPC。機能を絞り込んで出張時のちょっとしたメール確認や簡単なネットサーフィンを楽しみたい層に絶大に支持を受けていますね。世の中に普及したPCの2台目の需要を引き出す立役者にも成りました。現在は、この価格帯が普通のPCを引っ張り、売れ筋の通常のパソコンも10万円前後まで価格が下がっています。
ユニクロのヒートテックや速乾Tシャツなどもバリューな商品で独り勝ちを納めていますね。他にも、流通大手が展開するPB(プライベートブランド)もバリュー訴求で勝利を収めています。
例えば、ランニングコストが下がる商品。紳士服のコナカが発売している自宅のシャワーで汚れが洗い流せるシャワークリーンスーツは、その名の通り、アイロンとクリーニング費を節約できる!という訴求の元、紳士服市場が低迷する中ヒットを飛ばしています。この傾向は、短期的には投資効果が見込めない省エネ家電やエコカーなどにも影響してくるでしょう。また、家庭の電球もそのうちLEDに買い変えられることも予測できますね。
例えば、メタボグッツ。08年4月からメタボ診断が開始され、長期的なトレンドとなっている健康志向を更にけん引しています。特に会社でのメタボ対策の意識の高まりがあるため男性の重要が期待できます。ヘルシア緑茶やサントリーの黒ウーロン茶など、トクホ関連の商品は根強い人気が観察できます。
このメタボの派生はゲームではWiiフィット、下着ではワコールのクロスウォーカーなどにも影響しています。今後はメタボを直接測定するような体重計プラス脂肪計や内臓脂肪や骨格筋量などを図るような健康器具も世の中に出てくるでしょう。
そして最後に趣味の消費。ここは低価格では無くとも売れています。マラソン関連のグッツは今やスポーツ用品ではそのお店の売り上げを下支えするまでになっています。また、自転車なども高価格のスポーツバイクが売れています。これまでのように価格が安かったり、バリューがあったりとは違って選択消費に生き残る美容健康関連や趣味などの関連商品は高価格で付加価値が高いものほど良く売れ伸びている傾向があります。
ポルシェに乗って100円ショップに通うような昔では考えられない消費行動が今や当たり前になっているのです。こうなると従来のマーケティング活動で考えていたセグメントの切り口は人口特性の切り口や地理的特性の切り口から、消費者行動や心理的特性のアプローチで分析する必要性が今後ますます高まりそうです。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
節約モードの世の中
景気低迷から消費者の心理経済は冷え切ったままですね。本屋さんをのぞくと生活の細やかな節約ノウハウ本が山積みされています。消費者の節約ムードはしばらく続くようです。
JMR生活総合研究所調べ「消費動向調査」によると昨今の消費者が主に節約しているものは生活費や教育費などの日常的な支出ではなく、レジャーなどの非日常的な支出です。そしてこの傾向は去年の夏頃から継続的に続いています。
同調査の費目を見ると「外食を除く食品・飲料への支出」と「子供の教育費」が支出が増えた要因でその他の要因はほぼ減少しています。更に、「外食への支出」と「旅行やレジャーなどの支出」の減少は突出しています。
では、これらの支出は景気が底を着き上向きかければ増加するのでしょうか?
結論ですが、景気が上向いたとしても消費者の支出は急激に増えないのでは?と考えます。これは不況下の前から消費者の購買行動に変化が生じている事が背景です。
例えば数年前より口にされている若い世代の車離れ、海外旅行離れ、アルコール離れ、ギャンブル離れ、などがあります。社会に出たばかりで最も物欲が多せいな若い世代の物欲が急減しているのです。
過去、団塊シニアが20代の頃、今と違ってモノがなかった時代だったのでオーディオブームを作り、家族を持つ世代になればカローラやサニーなどの大衆車をこぞって購入しマイカーブームを作りました。しかし、ここまで成熟した社会では、昔の団塊ジュニアのようにはいきません。完全に若い世代から物欲が失われているのです。
それでも景気が戻れば消費の変化は考えられます。調査資料を分析すると、「旅行などのレジャーへの支出」「子供の教育費」「趣味、関連書品」の支出は増加すると予測されます。特徴は、住宅や自動車やテレビやAV機器などの大型耐久消費財の伸びが5%以下と極めて低い事です。対して、レジャーや教育、そして趣味などに消費が流れ、従来のストック型の財にはお金が流れにくくなっていることです。特に若い世代になるほど、ストック型の財に関しての意識が薄れている事が分かります。
因みにレジャーに関して、どのような人たちが今後、支出の増加傾向になるのかを調べてみました。結論は男性より女性です。特に消費の傾向が強いのが団塊世代以降の女性で現在の年齢にして58歳以上の方々です。また、少子化世代と言われる現在の20歳~24歳、バブル後世代の25歳~29歳もレジャーに対しての支出をポジティブに捉えています。
最近良く耳にする草食男子と肉食女子。実にうまい例えかもしれません。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
集める事から出すことへ
自分に必要な情報を集めるとき、その事を周囲に知らせたり、何かあった時に周囲からもその情報を教えてくれるように継続的に呼びかけます。もちろん自分で努力して情報を収集する事も行います。
そして収集した情報は整理して分かりやすい形で公開しておきます。仕事の情報や守秘義務がある情報は別として、自分が整理する目的で集めた情報を公開します。
いつしかその事に関する情報がどんどん自然に集まるようになります。始めは全く無知でその事に関してど素人だったとしても、様々な方々や多方面の役割の方から情報を集める事によって、いつしかその事については周囲のだれよりも良く知っているようになります。断片的な情報でもパズルを組み合わせるような感覚で収集した情報をつなぎ合わせる事によって、周囲の人が知らない事実を掴む事だってあります。
毎回、収集した情報を整理しているので、何時しかその情報は体系化されます。すると今度は情報を集める立場から情報を発信する立場になることだってあります。
こうなってくると楽しくなります。いつの間にか誰よりもその事を知っている人になっているのですから。情報化社会になってから、この経験は如実に感じます。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
セミナー報告
本日は、BPSでした。
今回は、福岡の企業で活躍されている方々に対してマーケティングを1日で考える、というお題でした。Web関係、IT関係、LSI設計、社会労務士、と多岐にわたる参加者でじっくりとディスカッションが出来ました。
参加者の方々、お疲れさまでした!
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
戦略って何だろう?
5年後のあなたは何をしていますか?例えば休日はどのように過ごしていますか?毎日の通勤に変化はありますか?朝ご飯は何を食べていますか?大好きな趣味を楽しんでいますか?
何を突然?
戦略で一番重要な事は、自分の先のイメージを持てるかどうか?だと思います。なぜならば戦略は、そのゴールイメージを達成するために、現状とのギャップを見出し、そのギャップを埋める方法をあれやこれや考える事だからです。
ギャップが見えたら、そのギャップを埋める方法をあれやこれや考える。発想としてはオプション思考です。先のイメージを達成する方法を考えるのだから、思いつきで1つ考えたらOKというわけではないでしょう。そこで、普段自分が考えるている視点を変えたり、考え方の枠組みを広くしたり、逆に考え方の枠組みを狭くして考えたり。様々な方法を駆使してオプションを沢山考えます。
沢山のオプションが出たら、実現可能性やリスク、自身の資源など、いくつかの評価方法とルールに基づいてやる事とやらない事を考えます。オプションを全て実行しようとすると、全てが中途半端になったり、力が及ばなかったりするからです。
そこで、自分が集中する事と力を抜く事、つまりやる事とやらない事を明らかにします。そして、選択したオプションを実行に移す。
コンサルは現状分析やギャップが見えた時点での達成するための具体的な内容を考える事はできます。しかし、スタート地点であるゴールイメージを持つ事は、当人やその組織の人しかできません。
戦略において先のイメージを固める事、これはものすごく重要な作業で当人や、その組織の内部の人間にしか出来ないのです。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
100km完走
2009年9月22日午前5時30分スタート、翌日午前1時33分42秒ゴール。
20時間33分42秒をかけて無事に100kmのトレイルを完走。信越五岳トレイルランニングレース2009、実に過酷なレースでしたが実に良い経験でした。今回は体力よりも気力を鍛えたイベントでした。
本レースは、トレイルランナーの石川弘樹氏が3年の年月を費やしてプロデュースした信越五岳を結ぶ壮大なコース。コースの95%以上はトレイル、つまり舗装されていない道やシングルトラックやダブルトラックと言われる自然に出来た山道。
新潟県と長野県の県境の大自然に恵まれた広大なエリア、それが信越高原。そこに点在する5つの山々は信越五岳と称され、古くからその麓に生きる人々の暮らしと深く関わり合い、聖なる崇拝を集めていました。信越五岳は、妙高高原、笹ヶ峰高原、黒姫高原、戸隠高原、飯綱高原といった高原地帯が広がり、その中央付近に野尻湖が位置します。
スタート地点は斑尾高原のスキー場、標高およそ900m。斑尾山の周囲を右回りに18kmくらい進み、そこから一気に1382mの山頂を目指します。左手に野尻湖の雄大な景色を眺めながら再び標高900m地点のスタート地点に近い場所まで戻ってきますが、まだ23km地点。
今度は緩やかに1135mの袴岳まで登り、妙高高原を横断し緩やかな林道を標高800m地点まで下ります、40km地点。ここから関川を右手に黒姫山のふもとまで10kmくらいかけて標高差300m程度登ります。さらに10数kmかけて標高差300m程度登ります。ここで第一関門である黒姫高原に到着です。スタートしてから52km。
黒姫山の山麓を左手に見ながら、笹ヶ峰高原に向けて走ります。途中、コスモス畑を抜けたりしながら乙見湖にある第二関門を目指します。ここはスタートしてから66.6km、標高はおよそ1300m程度。
第二関門を通過すると黒姫山と戸隠山の間の谷に沿って15kmくらいの距離で標高差300mを登り再び下ります。戸隠高原にある神秘的な戸隠神社奥社の参道を駆け抜け鏡池を通り過ぎ飯綱山の登山口で第三関門、91.6km地点。
そして最後の10kmは驚くべきコース。4kmの距離で高低差600mを一気に登り5kmで高低差700mを下ります。真っ暗な山道でかつ体力も気力も無い中、ただひたすら完走する事のみを考えて動き続けました。
そしてゴール、飯綱高原スキー場。全100kmの工程はレースというよりも修行といった感覚でした。
今回のトレイルランは、日本にトレイルランを普及しよう!というイベントで100kmの本格的なトレイルランのレースは日本で初めての開催でした。参加530名程度の中でゴールをした選手は私を含めて400名程度。完走率7割ちょっと。良く頑張りました。
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
上司としてのコーチング
前回は「管理」にまつわることを書きました、今回は企業内におけるコーチのもう一つの仕事、「指導・育成」に関して書きます。短期的な成果に関わるものが「管理」であるとするなら、継続的な成果につながるのが「指導・育成」です。
私自身は“学習による成長を支援する「指導・育成」の方法”という表現を使ってコーチングを表します。その目的は“自分で考えて行動する「思考特性・行動特性」を身につけること”、何でも上司に聞くのでなく、自分で答えを見つけようという姿勢のことです。
動物の世界でも同じですが、基本的に「育てる」ということの意味はこれだと思います。自分でえさを見つけて生きて行く力をつけること、それが育てるということです。人間の世界でも同じことです、親がいなくても食って行ける子供を育てることです。
昨年はやった言葉に「カーナビ・ペアレント」というのがあります、子どもに何でも教えてやる、子どものやることを全て決めてしまおうとする親のことです。先日も友人の一人が、大学生の娘の卒論を自分が書いたと言っていました、これなどがその典型です。
会社の中にもいませんか、こんな「カーナビ上司」が。先日の研修会場にもいました、「自分でやった方が速い」「考えさせるより答えを教えた方が速い」。確かにそうでしょう、私にも覚えがあります、その時々の仕事を要領よく片付けるにはその方が速いですね。
しかしここでいう「速い」は、あくまでも目の前の仕事を片付けることにおいてという制約があることを忘れないでください、もう一つ忘れてはいけないのが、「部下の成長が速い」ということです、この上司の視点からはこれがすっぽりと抜け落ちています。
「目の前の仕事をこなす」ことと、「部下の成長」をトレード・オフ(引き換え)していることを理解してください。さらに言えば「今の成果」と「将来にわたる継続的な成果」をトレード・オフしているのです。どちらが企業により大きな利益をもたらすでしょうか。
上司は部下に答えを教えるばかりが仕事ではありません、部下が自分で答えを見つけられるように育成することがもう一つの重要な仕事なのです。
長田
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
昨日の自分VS今日の自分
人は、物事を相対的に判断すると言います。例えば、この事については、ヒューリスティックの内のアンカリング効果や松竹梅の価格設定でもコメントしています。
何かを評価する場合に、初めのアンカーポイントよりも高ければ、自分を満足に追いやることができます。逆に、アンカーポイントよりも低ければ、自分の不甲斐なさを感じる事でしょう。
目標を設定する事によって、何かを達成する、あるいは達成するための行動を継続する事が出来るというのは、こちらのブログでも多々コメントしています。これも、現状と将来のゴールイメージを相対的に比較した結果です。
とすれば、常に自分よりも高い目標を掲げることによって、相対的に自分を低く見る事になり、つまり、それを達成するために行動が生まれるのでは何でしょうか?では、何を比較対象にして考える事が良いのか?
きっと、昨日の自分を常に比較対象として、昨日の自分と今日の自分を比べて、常に今日の自分が成長しているようにコントロールする事がベストではないでしょうか?昨日の自分との比較、小さな成長であっても常に成長を続ける事になります。長い人生において、この取り組みは自分を無限大に引き出す事が出来るのではないでしょうか?
早嶋 聡史(はやしま さとし)
【ビズ・ナビへのお問い合わせ】
うーん、この集団に相談してみたい!と思って頂いた方は、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせはこちらから。
【関連サイト】
九州でマーケティングのご相談、法人営業のご相談はビズ・ナビ&カンパニーへ。
お問い合わせはこちらから。
九州で店舗M&A、小規模M&Aのご相談はビザインのストラテジックM&Aへ。
お問い合わせはこちらから。
【関連雑誌】
日経ビジネスアソシエのムック本、スキルアップシリーズ「できる人の実践ロジカルシンキング」(最新号) に戦略思考を担当・執筆しています!
詳しくはこちらから。
最新記事の投稿
最新のコメント
カテゴリー
リンク
RSS
アーカイブ
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
- 2005年7月
- 2005年6月
- 2005年5月
- 2005年4月