過剰包装

2008年8月24日 日曜日

早嶋です。



先日、新横浜プリンスホテルの地下、プリンス・ぺぺの食品売り場で買い物をしたときのこと。惣菜やアイスクリームなど全てにビニールで包装した後、紙袋に入れてもらいました。しかも紙袋は二重。



エコ、省エネが叫ばれる時代、まったく逆行したナンセンスなサービスだと感じます。高級路線を意識したサービスでしょうがエコを意識しない富裕層は多くないでしょう。



これは、ナショナルブランドの包装にも見られます。例えば、シリアル。ナショナルブランドのシリアルは通常、箱のパーケージです。シリアルは、ビニール袋につめられた上で箱に入れられています。対して、プライベートブランドは、箱に積めれれることなく袋のまま。過剰にパッケージする分、資源は無駄に使われます。



さらに、箱でのパッケージと袋のままでのパッケージでは、運送用のコンテナにつめるときも効率を悪くします。箱につめた分、余分な空気を運ぶため、同じ容量のトラックであれば、袋つめのままのほうが一度にたくさん運送することができます。燃料という観点からも部だが生じているのです。



過剰包装はゴミの分別にも手間をかけさせます。福岡市のように分別が厳しい都市は過剰パッケージはあきらかに手間です。箱はたたんで針金などを分離して捨てる必要があるからです。過剰包装はゴミを捨てる視点からも不要ですね。



過剰包装、いったいいつまで続くでしょうか?



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