世代間を超えて役立つ “アサーション”について

2024年3月7日 木曜日

安藤です。

コミュニケーションスキルの中で、自分も相手も大切にするコミュニケーションスキル“アサーション”があります。

グローバル化、多様化されている社会で、求められるのは個人を尊重し、協働する働き方、そして、ITの発展、SNSの普及、AI化などでコミュニケーションの形式が変化する今、この “アサーション” が、求められています。

Z世代とは、おおむね1990年代半ばから2010年代前半に生まれた世代で、ここ数年で社会人になった人たちのことです。Z世代の人達は、幼少期にSMAPの曲「世界に一つだけの花」がヒットし、思春期に映画「アナと雪の女王」が ヒットしました。それぞれ、「ナンバー1にならなくてもいい、オンリー1になればいい」「ありのままの自分になる」が主となるメッセージでした。それは無理をしなくていいよ~とも捉えられているかもしれません。昭和時代はというと、栄養ドリングのCMで、「24時間働けますか?」と訴えていました。

昭和、平成、令和時代と社会環境は大きく違っています。その時代に見聞きしたモノ、コトは、人の価値観や思考に大きな影響を与えます。Z世代の方々は、物心ついた頃から現在まで、不確実性の高い時代を生きてきたので、会社の中で出世してもメリットはなく、できるだけ目立たず、安定した生活を選ぶ人が多いように感じています。

価値観、思考の違いは、どの時代にもあります。しかし、世代間の違い(価値観・思考特性)は、他者との関係性を築くうえで大きな“壁”になりがちです。

“アサーション”は、自分も相手も大切にした、自己表現であり、自分を“語り”、相手に“聴く”のやりとりが基本です。人は異なっていることを前提とした関わり方(ものの見方、理解の仕方・価値観などが違っても)、自分らしさと相手らしさの両立を目指す関係づくりのことです。

自己表現には、3つのタイプがあります。1つは、非主張的、2つめは、攻撃的、3つめは自分も相手も大切にするアサーティブです。

1.の非主張的は、自分の気持ち・考えに不正直で、相手に率直ではない。そうすると、不快感・欲求不満がつのり、怒りが溜まります。我慢することが続くとうつ傾向につながる場合もあります。2.の攻撃的は、相手を抑えて、自分を通す自己表現です。結果は、思い通りにはなりますが、一時的な自己満足になることが多く、内心は後味が悪いこともあります。また、相手から敬遠されたりすることもあります。3.のアサーティブは、率直に、正直に自分の気持ち・考えを伝えたり、同時に、相手の表現をまち、受けとめる。言わば、自他尊重の姿勢・態度です。よって、まずは、自分の気持ち・考えが認識できていること、相手がOKであれば、感謝をし、相手がNOであれば、選択肢の提案をし、お互いが理解しあうように会話を続けることです。
要は、アサーティブなコミュニケーションは、葛藤を起こさないことではなく、葛藤が起こった時は、互いに歩みよりの可能性を探ることが大切。聴く・理解する・受けとめる、関係と状況(文脈)を配慮した自己表現をおこない、役割や地位・権威に頼らず人としての関わりともいわれています。

世代間の違いの人との関わりにも、この“アサーティブなコミュニケーション”を試してみてくださいませ!



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