Winny

2006年3月3日 金曜日

早嶋です。



Winnyによって情報が流出する事件が頻発しています。最近では、NTT、刑務所、東京地方裁判所、海上自衛隊、郵便局、モスフード等々。



紙面やTVでは、Winnyのことを情報共有ソフトとか、ファイル交換ソフトと表していますが、これからWinnyを知るには難しいです。



Winnyは、インターネットに繋がっている状態で使用し、一度起動すると、他のWinnyを起動しているPCと通信をはじめデータのやり取りを行うようになります。Winnyを使用している人は、「このデータを共有してもいいよ」と設定し、別のユーザがそのデータを自身のPCに取り込みます。



例えば、PCでグラフィック作品を作った人が、沢山の人たちに見てもらいたいと思ったときにWinnyを利用すると、興味を持った人がWinnyを通じてデータを取り込むことができます。グラフィックの作者としては、HP等に毎回アップしないでも、自分のPCの作品を他の人に共有することができます。



Winnyを使うと、PCの中にあるデータであれば共有することができるのです。これは、他人のPCのデータを自分のPCに持ってくることも可能になるということになります。



ただ、Winnyをインストールすると全ての情報が流出する事はありません。WinnyをインストールしたPCが、Winny上で広まったウィルスに感染している時に問題が生じます。(Winny上で広まっているウィルスにも色々と種類が在るようですがAntinnyというウィルスがその亜種といわれるようです。)このウィルスに感染したPCで、機密情報を開いていたり、アクセスしたときに、情報が流れ出るというわけです。さらに、これらのウィルス自体も、Winny上で流通しているファイルから感染するため、近頃急激に同様の事件が起きていると推測できます。なので今後も、同様の事件が数多く発生すると思います。



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