ベジーテ

2008年3月5日 水曜日

早嶋です。



アサヒとカゴメのコラボレーション商品、「トマーテ」に続く第二弾として「べジーテ」が3月4日に発売されました。 トマーテ 



トマーテは、アサヒとカゴメのコラボレーションの形!という見方も有りますが、トマーテの開発検討を始めた06年1月頃よりカゴメ側は、「顧客の健康志向への意識と比例して野菜飲料市場が拡大」という機会を認識し、アサヒ側は、「様々な美味しい素材を手軽に楽しみたいという顧客の低アルコール飲料への期待」を機会として認識していました。



ベジーテこの背景のもと、これまでの糖質やカロリーオフを訴求していたアルコール飲料と違った商品が出来ないか?という問題提起があったと思います。そして、注目したのがアルコール飲料にカゴメの野菜飲料技術を使うと言う新しい試み。上記の機会に両社の強み、野菜とアルコールを融合して、全く新しい価値を持った低アルコール飲料を開発させたのでしょう。



 そして、今回のべジーテ。第一弾の開発と並行して進めていたようですが、トマーテの発売によって、野菜を使用した低アルコール飲料という新たなカテゴリ市場が創出しました。そして、徐々に野菜の低アルコール飲料が市場に浸透し始めたこの時期、すかさず第二段。やってくれました!



パッケージもネーミングもトマーテのシリーズ感を大切にしたのでしょう。実に分かりやすいです。関係者にお話を伺ったところ、べジーテはトマーテの卸店への出荷実績を大幅に上回っているそうです。出だし好調のようです。CMも前回同様、ドリカムを起用して認知度を一気に高める作戦です。アサヒもカゴメも新商品のプロモーションは実に見事ですね。



このコラボレーション商品、既に第三弾、第四弾の開発も進んでいるとか。トマト、野菜とくれば、次は何がくるでしょう?カゴメの飲料ラインアップは、「トマトジュース」「野菜ジュース」「フルーツジュース」「乳酸菌飲料・ヨーグルト」「大豆飲料・黒酢飲料」「六条麦茶」「バラエティ飲料」です。すると第三弾は、フルーツ?ネーミングはフルーテか。第四弾はヨーグルトでヨーグルテ?大豆を使ったマメーテや黒酢を使ったビネガーテもありでしょうか。 



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