VCあれこれ

2022年2月6日 日曜日

早嶋です。

日本にはおよそ200前後のVC(ベンチャーキャピタル)があります。VCは、ベンチャー企業やスタートアップ企業など、今後成長が見込まれる未上場企業に対して出資を行う投資会社です。未上場時に投資を行い、投資先の企業が上場、もしくはM&Aした際にキャピタルゲインを得ることを目的としています。

VCの特徴は、アーリーステージの出資に加えて、ハンズオン支援と呼ばれる経営支援です。アーリーステージの企業に対して内側からも協力して一緒に企業価値を挙げていくのです。もちろんVCはキャピタルゲインを得る確立が高まりますのでハンズオン支援はVCにとっても資本を入れられる企業にとってもWinWinです。

2018年の資料でやや古いですが、日本のVCやCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)によるスタートアップの投資額は約4,000億円でした。一方、本家本元の米国亜h実に13兆円。2016年のファンド金額は日本が2800億に対して米国は4.6兆円。日本と米国では規模が圧倒的に異なることがわかります。

それからイグジットの手法も異なります。日本はIPOが8割りでM&Aが2割です。IPOの場合、10億から100億規模の上場が主流です。一方米国はM&Aが8割りでIPOが2割と逆です。米国のVCはIPO段階では売らず更に追加投資を行い更に成長させます。そして1,000億円規模でイグジットするなどM&Aの規模もダイナミックです。

ファクトは少ないですが、日本のVCはは0⇒1は実は得意では無いと思っています。そのためCVCはシリーズB、つまりスタートアップの事業が起動に乗り始めた段階で投資を行い、優良な商品の販売を支援するなどでその成長を手助けします。スタートアップからするとCVCを組成できる大手企業のネットワークや顧客は魅力的に映ると思います。そのような意味で、ゼロイチよりも1⇒10、もしくは10⇒100などスケールさせることに特化したCVCが実は成果を出しているのではないかと思います。



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