【動画】ハイブリット研修

2021年5月17日 月曜日

早嶋です。

企業研修のスタイルを大きく変えています。インプットを動画で提供し、事前に課題等を提供。研修時間を短くして、対面、もしくはオンラインを活用して課題を中心に議論やQAや深堀をするスタイルです。何となくハイブリット研修と呼ばれるようになっています。

従来の研修は、およそ9時から17時の間で、
9:00 目的共有やアイスブレイク
9:30~12:00 ※研修
13:00~16時30分 ※研修
16時30分~17:00 まとめ、振り返り
でした。

そして※研修は通常、知識や事例のインプット、ミニワークや事例を理解いただく解説、ワーク、振り返り、QAという内容を繰り返す立てつけです。※研修の内、インプットや考える時間は全体の6割、考えた内容をベースに議論や深堀やQAのセッションが3割です。残りの1割がイントロとアウトロ。

ということで、全体の6割の部分を事前に動画と事前課題で行っていただくことで人員を同時に拘束する時間を全体の研修の3割程度にすることができるようになります。あるいは、少しだけ前説や内容の説明を行ったとしても研修時間を半日で従来の1日の提供をすることが可能です。

更に、演習や課題のフィードバックをオンラインで行うことで、テレワークが今後常態化しても研修を提供しやすくなる。また、動画を活用することで研修の振り返りもできて効果が高まります。

これまで、インプット部を長らく書籍で行っていました。あるいは、ブログを書いて文章で行っていました。しかし、実際多くの参加者は事前に読んでいない!というのが通常でした。現金な話、図書を購入頂いているので印税は幾分か入ってきて良いのですが、やはり中身を読まれないというのはもったいない。。

特に、階層型の研修は事前課題を課しますが、行っていないことを前提に当日のファシリテーションを進めていかないと上手くいかない。という実態でした。だったら課すなと思われるのでしょうが、クライアントの意識的に出したい場合が多くてしかたなく。というのもありました。
これを動画に切り替えることで、見て頂けるようになりました。動画であれば、事前に見ているか否かが分かるし、動画でインプットを提供した場合の研修の反応の方が明らかに高い議論が出来るようになったからです。それから研修終了後の動画の視聴も一定数あるため復習等を行っている方も存在も確認できました。

実際、文字を読める人は少ないのでしょうね。一方で動画であれば1.5倍から2倍程度で見ることが可能ですし、当日の午前中に午後の研修の内容を確認できるなど、実は便利だったりします。

おそらく、この流れが当たり前になるのではと勝手に考えています。となると、他社から動画を仕入れて研修を提供する予定の企業や講師にとっては、動画の作成や仕入れはコスト高になると推測できます。そのためひょっとしてPPTを作る程度の感覚で動画を整理できる能力を磨いておくことが必須になるかもしれません。実際は、どうか知りませんが。。

後、階層教育は基本、全て動画になるのでは?とも思います。動画を見て、レポートを提出という流れにシフトする。集まって議論するという体験や提供は企業側にとってコストになりますし、それ以上にリスクを伴います。講師も同じ内容を正確にリピートする必要が無くなって楽になるのです。一方で、選抜トレーニングやマネジメントのトレーニングはもっと密にコストをかけて行うようになるでしょう。また、選抜トレーニングでは、どうしても知識レベルのバラつきがあったためにインプットをしなければならなかったのですが、今後は不足する参加者は事前に動画で補足を理解してもらいながら、研修に臨んで頂けるので能力に応じたトレーニングがカスタマイズできるなど非常に便利になるし、参加者も楽になるでしょうね。

ハイブリット研修の概要は動画にリンクを張っています。超マニアックな内容です。

(ハイブリット研修 概要編)


(ハイブリット研修 活用編)



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