エンゲージメント

2007年12月7日 金曜日

早嶋です。



本日は、BPSの第3回交流会兼忘年会でした。事務局の中さん、これまでの準備ありがとうございます。また、BPSの同窓生の方々、今後ともBPSを盛り上げていきましょう!



さて、近年の組織戦略のキーワードに、「エンゲージメント」という言葉が用いられます。この言葉の意味は、働き甲斐やヤル気です。単語の末尾にリングを付ければ、婚約指輪になりますので、それなりになじみのある言葉だと思います。



では、組織に何故、エンゲージメントが求められるのか?このことに関して、ピープルフォーカス・コンサルティングの代表の黒田女史は次のように説明されています。



企業と社員が婚約関係を継続している状態、つまり、エンゲージしている状態が最も組織として良い常態だ。コレは、例えば、彼と彼女の関係では未だ不十分で、仮に、もっと良い相手が見つかったら、互いに関係を崩して、その人の下に行くからだと説明されています。とても判りやすいメタファーですね。



企業でも、条件が良い会社にコロコロ転職する人は、まるで彼氏と彼女の関係と捉えることができます。しかし、婚約している状態では、「この人に一生ついていくぞ!」とか、「この人のために生涯をつくすんだ!」といったある種の緊張感があると思います。しかし、一度結婚してしまうと、その緊張感が緩み、双方の強いコミットメントが崩れてしまうかも知れないのです。



そのために、企業と社員の関係は、エンゲージメント、つまり、婚約している状態が望ましく、近年、エンゲージメントという言葉が利用されているのでしょうね。



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