ノーベル平和賞

2007年10月13日 土曜日

早嶋です。



不都合な真実」ですっかり有名になったアル・ゴア氏。ゴア氏がライフワークの一環として取組んでいる地球温暖化問題についての世界的な啓発活動は、人為的に起こる地球温暖化の認知を高めたとして、ノーベル平和賞を受賞されると発表がありました。



今回、温暖化の取り組みでノーベル平和賞が贈られるのは初めてということです。素晴らしいですね。受賞に際して、ゴア氏は、「今こそ、我々が直面する危機について、国際的な認識を高めるチャンスだ」と温暖化防止に一層取組む姿勢を見せていました。



さて、これでゴア氏が大統領選挙に出馬するとインパクトが強いですね。もちろん、ゴア氏は出馬等に関しては一切コメントをしていないので、推測にしか過ぎません。これに対して、ヒラリー・クリントン女史は、「ゴア氏の受賞は喜ばしい。温暖化問題の解決に向け、米国が世界を再びリードする事が重要だ」と述べ、大統領に就任した場合は、ゴア氏と強力して地球温暖化防止に取組む考えを示しています。



ゴア氏は、ワシントン生まれで父親も政治家で元米上院議員。ハーバード大学卒業後、下院議員、上院議員を経て、93年にクリントン政権下で副大統領に就任。ゴア氏が環境問題に関心を持つのは70年代からで、著書「地球の掟―文明と環境のバランスを求めて」を執筆しています。



ゴア氏は、間違いなく温暖化対策への理解を世界中に広めるために最も貢献し、今でも影響力のある人物ですね。今回の受賞で、地球温暖化を考える機会が更に増えました。



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