後手の対応と何とかなるという発想

2020年2月27日 木曜日

早嶋です。

一連のコロナの対応について思うことですが、「何とかして先に計画していたことを実行する。」という、なんというか気合と根性は素晴らしいと思います。

しかし、現在の状況を鑑みた時に、確率としては十分に考えられる「実行できない可能性についての対応をどうするか?」についてしっかりと議論をした上で気合と根性を示す。というのがより美しい作法のように感じます。

組織の特徴でしょうか。一度決めたことを変えることを悪とする。計画通りに実行出来なければ、なんとなくペナルティを感じてしまう。確かにそれは分かりますが、状況を考えた場合、計画通り行えないというプランBの存在は絶対だと思います。

リスクを回避するという前提で行うよりは、一定のリスクはあり、最悪の状況がきた場合の行動をどうするべきか?ということに対して普段から議論し準備しておくことが大切だと改めて感じました。

きっとこのまま上手くいくはずだ。という安易な気持ちは、持つこと自体美しいと思いますが、組織を運営するにあたって、その美しさだけではなんとも恥ずかしいとも思います。



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